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aaa9のレビュー・評価・感想

ご注文はうさぎですか? / ごちうさ / Is the Order a Rabbit?
10

心温まる日常とキュートなキャラクターの魅力

「ご注文はうさぎですか?」は日常系アニメの中でも特に人気を博している作品です。このアニメは主人公のココアが田舎から都会のカフェ「ラビットハウス」へとやってきて、多様なキャラクターたちとの交流を通じて成長していく様子を描いています。

物語の魅力は、何と言ってもその温かくてほっこりする日常描写にあります。ラビットハウスでのココア、チノ、リゼ、千夜、シャロの5人の女の子たちの日々は視聴者に穏やかな時間を提供してくれるのです。彼女たちの個性が絶妙に絡み合い、時には笑い、時には心温まるエピソードを生み出していく。例えば、ココアの無邪気な行動が引き起こすドタバタや、チノの静かながらも深い友情の物語など、各キャラクターの魅力が際立っています。

また、アニメのビジュアル面でも高い評価を受けています。キャラクターデザインは非常に可愛らしく、色使いも柔らかく、目に優しい印象を与えます。背景や世界観の描写も細かく、カフェの暖かみのある雰囲気や町並みの美しさが視聴者を引き込んでいくのです。

音楽もこのアニメの大きな魅力の1つです。OP曲やED曲はキャッチーで心地よく、物語の雰囲気をより一層引き立てています。
また、声優陣の演技も素晴らしく、キャラクターたちの感情をリアルに伝えています。

ただし、物語の進展が遅いと感じる視聴者もいるかもしれません。このアニメは日常系であり、大きなドラマや複雑なプロットを期待すると物足りなさを感じることがあるでしょう。しかし、そのゆったりとしたペースこそが、この作品の魅力の1つなのです。

結論として、「ご注文はうさぎですか?」は日常系アニメが好きな人には間違いなくおすすめできる作品です。キュートなキャラクターたちとのほのぼのとした日々は、多くの人にとって心のオアシスとなることでしょう。

バケツでごはん
10

動物だって仕事もすれば恋もする。浪花節なペンギン・ギンペーと動物たちが織りなす、笑って泣ける不朽の名作マンガ。

もう20年近く前に連載されていたマンガになるが、よみうりテレビで毎週月曜日にアニメとして放送もされていたこの作品を覚えている人はどのくらいいるだろうか。

「バケツでごはん」は、架空の動物園「上野原動物園」を舞台に、オウサマペンギンのギンペーをはじめとする動物たちが人間同様に仕事や恋愛に悩んだりする姿が展開される。

私たちが知っている動物園の動物とは異なり、作中の人間以外の動物たちには実は彼らだけで形成されるもう一つの世界があり、
そこでは服を着て生活したり、仕事を持ったりと、いわば人間社会とまるで変わらない生活が動物たちによって営まれている。

動物園の動物たちが人間と会話ができたり、別の生活を持っていることは園長や一部の職員や関係者しか知らない極秘事項であり、
ここでの動物というのは人間に管理される存在ではなく、きちんと給与をもらって働き、動物園の閉園時間になったら自宅へと帰るサラリーマンである。
辞めたくなったら自分の意志で退職することも可能だ。

主人公のギンペーは関西人から「けったいな関西弁」と言われてしまう方言を喋り、仕事以外ではほとんど笑顔を見せない。
旅芸人だった両親と幼い頃から舞台で芸を磨いてきたという、生粋の芸人魂の持ち主である。
上野原動物園にはスカウト=中途採用という形で雇用されるのだが、
エリート然とした同僚のペンギンたち(動物園勤務というのは動物世界ではエリート扱いらしい)とは働き方に対する考え方がまるで違うギンペーは周囲と衝突してしまう。

ぶっきらぼうで誤解されやすいが、仕事に一途で本当は情に厚いギンペーが中心となって物語は進んでいくのだが、とにかく出てくるキャラクターが魅力的。

ギンペーを慕う天然な弟分のサンペー、ギンペーの同僚でギンペーを「暑苦しい浪花節野郎」と揶揄する自称ペンギン界のプレイボーイ・チェザーレ、
自由気ままで明るすぎるギンペーの両親、詮索好きな猫のお隣さん、時々愚痴を聞いてくれるバーのマスターなど様々な動物たちがおり、
話が進むにつれて、登場人物も増えるし、その人間模様ならぬ動物模様もどんどん変化していく。

同僚との関係に悩んだり、親の夫婦喧嘩に巻き込まれたり、厄介な恋愛に夢中になったりして、
その度に落ち込んだり立ち直ったりするギンペーや他の動物たちの姿には笑わされながらも、思わず共感を覚えて愛おしく感じてしまう。
いくつかの事件や出来事の後の、彼らの精神的な成長が決して押しつけがましくなく自然に感じられるので、微笑ましいのだ。

大人になってから読み返すと、いくつかのエピソードの中に現代社会でも問題になっているような重いテーマ(雇用格差、児童虐待、LGBT問題など)を取り扱っていることにも気が付くのだが、
シンプルで可愛らしいタッチとギンペーたちの明るさと優しさのおかげで、暗い気持ちになることはない。

登場人物たちが語る言葉の中には心に染みるようなものもあったりして、時を経て何度読んでも色褪せず、味わいが深くなる素敵な作品だ。

ゼルダの伝説 風のタクト / 風タク / The Legend of Zelda: The Wind Waker
10

風のタクトあなたはもうハイラルの風を感じた?

ゼルダの伝説風のタクトは2002年に任天堂からゲームキューブ用に発売されたゲームです。少し古いゲームですが、2013年にWiiUソフトとしてHDリマスター版として復活しています。
このゲーム、主人公リンク(作品の中では自分で名前を決めますがここではリンクとします)はプロロ島という島にくらす青年で誕生日の日に大怪鳥ジークロックにさらわれていた少女がその怪物から島の森に落ちていくのを発見したリンクはその少女を助けにいくがその帰り道に今度は様子を見に来た自分の妹がその大怪鳥に連れ去られてしまうとこからリンクの冒険は始まります。その道中には色々な出会いがあり、タウラ島という島で赤獅子の王というしゃべる船と出会い、物語の道しるべをこの船がしてくれます。数々の島々をめぐるうちに敵も多くなりそれに応じて主人公も成長していき、数々武器や道具を手に入れます。風のタクトというサブタイトルとおり、風のタクトと呼ばれるタクトを振り風を操り他の島に移動したり、謎解きの鍵などになったりします。物語の終盤に近づいていくと、大怪鳥や敵たちを操っている黒幕が分かってきます。それがかつて時の勇者と七賢者によって封印されていたとされていたガノンドロフだったのです。ガノンドロフは3つのトライフォースと呼ばれるもの集めこの世界を自分の手に収めようと考えていました。物語の途中でリンクは一度このガノンドロフに挑みますが簡単に跳ね返されましては、重要な手掛かりとなるトライフォースの情報まで与えてしまうというとてつもない境地に追い詰められます。ですが、リンクや周りの人たちはあきらめずどうにかしてあのガノンドロフを封印できないかを模索し、リンクも封印をするための剣マスターソードを手に入れ最初にさらわれていた少女テトラは代々ハイラル王家の血を引く子孫でありゼルダ姫と覚醒しガノンドロフ追い詰め最後はゼルダファンにはたまらないハイラル城で最終決戦が行われます。最後にリンクがガノンドロフ頭にマスターソード突き刺したとき、最後のガノンドロフのセリフもどこにでもいる悪役のように消えるのではなくどこか悲しさを残しながら消えていく容姿もプレイヤーの涙腺を刺激してきます。
この様に、風のタクトはストーリーや謎解き、プレイヤーにといかけるメッセージ性があるとてもいいゲームです。WiiUで綺麗に作り直されたりしているので是非一度プレイしてみてください。

ギャラクシー街道
1

参考にどうぞ

今までで一番最低な映画は?と聞かれたら、この作品と答えるでしょう。

あまりにもひどかったと感じたので以下批判しますが、あくまでも私の意見です。
先に謝っときます。気分を害する方がいたら申し訳ありません。

私は映画館で見たのですが、
始まって15分くらいで、つまらないなー、早く面白くならないかなーと感じ、
30分くらいで、これから先面白くなるのかな?と不安になり、
60分くらいで、マジで帰ろうかと思いました。

さすがに途中で帰るのはなしだろうと思い最後まで観ましたが、
完全に時間の無駄でした。

これ、公開前になんとか止めてくれる人はいなかったのでしょうか?
キャスト、スタッフなどから「やめた方がいい」という声はなかったのでしょうか?
この映画に携わった人すべての人間性を疑います。
プロならこんな作品、世に出すべきじゃないでしょう。
こんな作品でお金を取るなんて信じられません。客を馬鹿にしています。

これから観ようと思ってる人、
他のレビューも見てどんだけつまらないんだろうと逆に観たいと思った人、
本当にやめた方がいいです。
ぜひほかの作品を観てください。
それでも観始めてしまった人、途中で観るのをやめようと思ったなら遠慮せずやめましょう。
あなたは間違ってない。
少しでも時間を有効利用しましょう。

マジで、時間の無駄です。

セルラー
7

展開がスピーディー

突然男らに連れ去られて、助かる望みは、壊れた電話で偶然繋がった相手だけという話です。最初から犯人は顔出ししていますし、どんでん返しもない話ですがとても面白かったです。主役のキム・ベイシンガーの演技が見事で、こちらにもスリリングさが伝わってしました。怯えながらも電話を修繕しちゃうキム姐さん。なんでできるねんと思ったりもしますが、そこはまあご愛嬌です。やっばり中の人の怯え方がホラーでは大事だよなと思いました。そして、そっちの怯えとは対照的に偶然助けを求められた側の軽いこと軽いこと、このギャップが面白さの要因かなと思います。軽いといっても、かかったきた電話の相手を信じて、彼女を助けようとするんだから、こりやあ、ヒーローといっていいでしょう。悪役のステイサムさんも、いかにも悪役で良かったし、キーパーソンのウィリアムHメイシーさんもよかったです。電話が切れたら、もうかけ直しがきかないとか、すごくドキドキする話だし、でもコメディぽいところもありました。金魚のケアもあったのが、ほっこりしていい演出だなと思いました。とにかく、スピード感というか、無駄のない展開で、最後までドキドキして見れる映画でした。良質なB級映画という感じで楽しめました。