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N1014h8のレビュー・評価・感想

BTS / 防弾少年団 / バンタン
10

世界中で愛されているBTSとは

韓国出身の7人組ヒップホップグループBTS。
グループ名であるBTS(防弾少年団)という名前は、10、20代に対する社会的な偏見や抑圧という銃弾から身を守り、自分たちの音楽を守り抜くという意味が込められている。
2013年にデビューした彼らだが当時、韓国の芸能界では、大手芸能事務所の人気アーティストのテレビ出演やライブ会場独占するのが常識。中傷や苦悩する時期が続いていた。
2015年「I need you」が韓国で大ヒットを記録。これを機に人気は韓国のみならず、欧米まで人気は拡大。
低迷機から這い上がり、2020年には、グラミー賞で「dynamaite」をノミネート韓国アーティスト初の快挙を成し遂げた。
彼らの楽曲の数々はメンバーが携わり、ストーリーに沿ってアルバムを制作している。
BTSデビュー当時は10代の感情、抑圧を楽曲に込め、後に青春や見えない未来への不安などに葛藤し、自らを愛することをメンバーの歩みとともにリアルに体現することができる。
さらに、ダンスに注目すると、高難度の振り付けには、目を奪われる。
練習時代に血の滲むような努力をし、完成度の高いパフォーマンスは世界中で話題になっている。
また、大手事務所ではなかったため、SNSを駆使し、結果インターネットという世界に拡散するツールを使用することで世界的トップスターになった要因の一つだ。
メンバー同士の何気ないやりとりやバラエティーなど素のメンバーを見ることができる。
視聴者の世代、性別、国籍をを問わず、国境を超えて愛されているBTSは今後はどんな新しい一面を見せてくれのだろうか。

デッド・フレンド・リクエスト
4

よくわからなかった

なんだかよくわからない映画でした。結局、あの子は魔女だったとかそういうことなのでしょうか。まあ、よく知らない人を簡単に友達承認してはいけないということなんでしょうけど。この話だと暗い子には気をつけろとか、友達のいない子とは友達になるなって言っているみたいで不快です。SNSで友達が異様に多いのだってなんか怪しいし、友達ゼロだから承認しないほうがいいとかもあんまり意味がわからないし、そんな世の中なら私は生きていけないなと思いました。絵の才能があることは素晴らしいし、別にあの子を悪者みたいにしなくてもよかったのではと思います。もちろん、あの子はストーカーみたいになっていたし、主人公が嫌がる、怖がるのもわかりますが、実は魔女だったとしなくてもホラー映画は作れると思います。彼女は寂しかっただけかもみたいな終わりにしたり、彼女をSNS上位者にしたり(実際、あれだけの絵を描けたらファンとかつくと思います)、もう少しやりようがあったのではないかと思いました。ホラーとしてもあんまり怖くないし、中途半端な感じでした。ホラーというより世にも奇妙な物語的な話かなと思います。ですので映画サイズより、短編ドラマサイズの時間の方が合っていたかもしれません。なんか長いと感じた映画でした。

ヤクザと家族 The Family
8

心に残ったバッドエンド映画NO.1

この映画を一言で言うなら「残酷」です。

若いころ、自分に歯向かうものや気に入らないものは何であれ噛みつく、狂犬ような主人公・山本はある日ヤクザにも噛みついてしまいボッコボコにされます。それでも屈することなく抵抗をやめない山本は殺されそうになりますが、その心意気をヤクザの組長に気に入られ、組に入ることになります。
その後組員として実績を積みあげ幹部になるがある日、別の組との抗争で組長の命が狙われ、それを止めようとした仲間が相手の組員を殺してしまいます。
その罪を自らの意思で全てかぶり懲役に入ることになった山本。
長期にわたる懲役を経て出所し、組に戻るがそこには自分の思い描いていた組の姿はなかった。
ヤクザの取り締まりは一段と厳しくなり、筋を通すなどといった古い考えの組は淘汰され衰退していく一方。
自分のあこがれていたヤクザの人情や筋を通すような古い考えはもうなく、汚いことをして生計を立てるような組になっていた。
自分のあこがれていたものはもうないことを知り、ヤクザをやめて恋人と平穏に暮らすことを夢見るが、ヤクザをやめた後も世の中はヤクザであったということを許さない。
主人公はその現実を身をもって痛感していきます

この映画はそんな内容で、過去と現代のヤクザの事情をリアルに描いている映画です。
後半の出所後の現代のヤクザの現実を見せつけられるときの主人公の感情はとても痛ましくて見るのもつらくなってきます。
そんな哀れな主人公に感情移入して泣きそうになって、どうにか幸せになってくれとこころから願いますが、その願いはかなわず、畳みかけるように次々と痛めつけられ、最後には本当に救いようのない衝撃のバッドエンドを見せられ涙腺は崩壊します。
バッドエンド好きな僕の中でとても印象に残る素晴らしい映画でした。
裏社会系、闇金ウシジマくんなどのバッドエンドが好きな人におすすめの作品です