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Hagio1507

Hagio1507のレビュー・評価・感想

コンフィデンスマンJP -プリンセス編-
4

これまでのネタ晴らしの爽快感はどこへ…。期待値が高かっただけに、ラストにもやもやした気持ちが残ってしまう作品。

コンフィデンスマンシリーズはドラマも大好きで、前回の映画ロマンス編も面白かったことから、今回の映画もとても楽しみにしていた。
コンフィデンスマンシリーズの面白さは最後の大どんでん返しにあると思う。
長澤まさみ演じるダー子たち詐欺師が、大胆で巧みな仕掛けをして、獲物であるオサカナから大金をゲットするという毎度のストーリーなのだが、その詐欺の華麗な手法にスクリーンを見ている私たちもつい騙されてしまう。
どこでどう騙されていたのか、最後にネタ晴らしをされた時の爽快感と、もう一度見て確かめたくなるわくわく感がクセになるのだ。
しかし、今回のプリンセス編は、これまでのシリーズを見てきた者としては歯切れが悪く、物足りなさを感じた。
映画を告知するCMなどでも、最大のオサカナとうたっていただけに、設定自体も登場人物も豪華で、今回は大富豪からどうやって大金を巻き上げるのかと鑑賞する前から想像を掻き立てられていた。
いざ楽しみにしていたプリンセス編をわくわくしながら鑑賞したが、オチを知って「え、それだけ?もっと何かあるでしょ」と思ってしまったのは私だけではない気がする。
また、登場人物もこれっぽっちしか出てこないの?と思ったり、見ているそばから展開が予測出来てしまったりすることもしばしば…。
期待値が高すぎたと言えばそれまでかもしれないが、前回を超える大どんでん返しを期待してしまっていた私には、少々がっかりした気持ちが残ってしまった。
それにしても、ダー子を演じる長澤まさみのチャーミングな演技は、このシリーズでしかなかなか見られないものだ。
ぜひ、シリーズは継続してほしいし、次回作にはさらなる大どんでん返しを期待したいと思う。

アラジン(1992年の映画) / Aladdin
9

アニメのアラジンを知っているなら尚更おすすめ!

アラジンの実写化映画はディズニーファンとしては待ちに待った作品かと思います。
ただ、特にディズニーファンだけが楽しめる作品、というわけではないので最後まで迫力たっぷりに見ていて楽しめるところをぜひ推していきたいと思います。
まずはなんといってもジーニーの登場シーン。
お馴染みのフレンドライクミーは実写映画のために歌詞もアニメとは若干違いがあります。そしてなにより今回、アラジンとジーニーでダンスを躍りながら曲が流れます。そのダンスが最高にかっこよくフィニッシュの頃には自然と口許がほころんだ状態で見てしまいます。
他にも紹介したい曲はアリ王子の登場シーン。
聞いたことならある。という方もわずかにいると思います。あの曲のリズムや音程は私的ではありますがとても中毒性があり観ながらリズムを取りたくなるような曲です。フレンドライクミーよりは…となってしまいますがドンドンパフパフというような豪快な曲調もとってもテンションが上がりますよ。
ストーリーの流れでいえば、ずっとはらはらドキドキさせるような展開で飽きることなんてあり得ません。楽しい音楽と迫力のあるキャラクターの登場。そしてホールニューワールドの華やかさ。どれをとっても素敵な展開が待っています。
アニメと若干の違いを見つけるというのもファンの楽しみ方。
今回の映画はサブキャラクターたちもとても個性的で思わず笑ってしまうところも多いです!ジャファーと一緒にいるイアーゴとか…
CGを駆使して作られた実写映画といった感じなので、迫力をなんといっても体感してほしいです。映画館で観てほしい作品ですが、ぜひDVD、Blu-rayもチェックしてもらいたいです。