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7tKoala_Ishitsukaのレビュー・評価・感想

鋼の錬金術師 / ハガレン / Fullmetal Alchemist
10

ダークファンタジーだけど暗すぎない

『鋼の錬金術師』は自信をもっておすすめできるコミックスです。
母親を蘇らせようとしましたが失敗し、代償として失われた身体を取り戻す物語です。本作品は「ダークファンタジー」として分類されるようですが、暗すぎず、でも読み応えのある作品に感じます。

まず「豊富で魅力的な登場人物」が目を引きます。『鋼の錬金術師』は登場人物が非常に多いのですが、それぞれが個性的です。
凄惨な過去を引きずっていたり、ストーリーの途中で亡くなってしまったり、はたまた信じていたのに実は敵だったキャラもいたりします。しかし、それぞれの生きざまのようなものを感じられ、読むものを飽きさせません。悪者が倒されていくというシナリオは少年漫画によくある展開ですが、味方キャラが死んでしまう描写もあります。そのような容赦のない描写がキャラクターの魅力と儚さを際立たせていると思います。

さらに気になるのが「錬金術というシステム」です。『鋼の錬金術師』の世界における錬金術とは、すでにある物質を変化させる技術です。例えば、義手を武器に変化させたり、空気中の酸素濃度を調整して発火させたりと用途を様々です。その錬金術がバトルや日常に取り入れられており、ほかの漫画ではなかなか見られない設定だと感じます。
また「国家錬金術師」という国に認められた錬金術師がいるのですが、それぞれが得意とする錬金術が異なるため、キャラによって闘い方が違うところも読んでいて楽しい点です。

『鋼の錬金術師』は漫画好きにはハマる作品になっていると思います。ぜひ読んでみてください。

デッド オア アライブ6 / Dead or Alive 6 / DOA6
8

おススメしたい美麗3D格闘ゲーム

コーエーテクモ社が提供している3D格闘ゲームであるDEAD OR ALIVEシリーズ6作品目になる「DEAD OR ALIVE6」、通称DOA6と呼ばれている。
このDOA6は素晴らしい要素が詰まりまくっている。まずは3D格闘ゲームの中でも群を抜いている美麗なグラフィックだ。総勢31名による男性女性キャラクターの様々な格闘スタイルをこれでもかというくらいリアルに作られている。それだけでなく各キャラクターの表情、汗、傷あと、曲線美、どれも素晴らしく精巧に表現されているため、大迫力を常に感じながらプレイすることができるだろう。
そしてDOAシリーズ(6)の一番の面白みは打撃・投げ・ホールドという3すくみの関係から成り立っている格闘システムである。さらに今シリーズから新たに実装された連打するだけでかっこいいコンボが繰り出せるフェイタルシステム。このシステムは初心者向けに搭載され、より幅広いユーザーが楽しめるように仕上がっている。この格闘システムが非常にシンプルかつその中に奥深さを兼ね添えており、常に対戦相手と「じゃんけん」が楽しめるため、スリル満点3D美麗格闘ゲームとでも名付けたい(笑)ステージも豊富にありステージ毎のギミックやデンジャーアクションと呼ばれる大迫力演出はさらにゲームを楽しませてくれる。
他にも各キャラクターの声優豪華キャストや個性豊かなコスチューム、キャラクター性など、自分の好きなキャラクターへの愛着が湧き続く。総合的評価がとても高くなるであろうDOA6はぜひともおススメしたいゲームだ。

トモダチゲーム
8

究極の心理戦

この漫画は主人公である高校生が、クラスで修学旅行費が盗まれる事件に巻き込まれる。そしてしばらくたったある日、仲の良いクラスメート5人がさらわれ、友達ゲームというゲームに参加させられる。ゲームはいたってシンプルなのだが、なかなかゲームをクリアすることができない5人。しかし主人公の奇想天外なアイデアにより、第一ステージ、第二ステージと次々にクリアしていく、それにつれて、主人公やその他4人の様々な過去や関係性がどんどん明らかになりお互いがお互いを信用できない状態に陥る。またゲームが進むに連れて、様々なキャラクターとゲームをすることになるのですが、自称天才と名乗るものや、『神の目』を持つものなど、個性的なキャラクターと対戦するのですが、そのキャラクターを主人公がどう攻略するのかにも注目です。様々なゲームを通して友達とは、絆とはなんなのか、また修学旅行費の行方はどうなるのか?ドキドキの心理漫画となっています。これは、この漫画を通して、友達の大切さ、人を信用すること。裏切ったときの代償など、いろいろな感情を学べます。この漫画は考察が好きな方に特におすすめで、先ほど書いたように主人公がどのようにして、相手を欺くのかを考えたりするのがとても楽しいのではないのでしょうか。映画にもなったこの漫画、ぜひ一度手に取って読んでみてはいかがでしょうか?