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6jkyom16のレビュー・評価・感想

クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
8

日本の父親「野原ひろし」に絶対に惚れる。

クレヨンしんちゃんファンなら誰もが「こんな父親が良いな」そう思わせてしまう程、男気と愛情に満ち溢れた主人公の父である野原ひろし。
今作はそんな野原ひろしにフォーカスした作品。

物語の内容は、とある休日に野原ひろしは主人公野原しんのすけと共に散歩をする。
デパートで見つけたロボットのおもちゃに親子揃って童心をくすぐられる。
テンションが上がってしまった野原ひろしはしんのすけを「合体」と称し肩車をしようとする。
その時、グキッ!と腰を痛める。そう、ぎっくり腰である。
妻であるみさえに怒られると意気消沈するも、仕事に影響が出ないようにと病院に向かうが、休診日。
もうダメだと落胆していると、クレヨンしんちゃん名物のナイスバディなおねいさんが現れる。
そのおねいさんが言うには、「鋼のような肉体を得られるエステ」をやっているそうだ。
美女には弱いひろし。その甘い誘惑に乗ってしまう。
しんのすけも同行しようとするも子供はダメだと帰されてしまう。
帰宅後、その事を母みさえにしんのすけが報告している所にひろしが帰宅。
家族は全員ぎょっとする。
なんとひろしの体は生身の人間ではなく文字通り鋼の体のロボットになっていたのだ!
エステに行ってロボットに変わってしまったと必死に訴えるひろしだが、主張も虚しく警察に通報されてしまう。
果たしてこのロボットひろしは本当にひろしなのか?はたまた偽物ならば本当のひろしはどこに?
こうして物語が始まります。

作者である臼井儀人が亡くなってからしばらくクレヨンしんちゃん離れしていた筆者である私だが、
昔から大好きな野原ひろしにフォーカスされているのでは見るしかない!と映画館に足を運び、見事に野原ひろしファンとしてこの世に復活しました。
野原ひろしの家族愛、そして男気がフルに今作では描かれており、
まだ野原ひろしの良さに気付いていないクレヨンしんちゃん新規ユーザーの方々も映画を見終わった頃には惚れてしまうのではないかと思う程の出来でした。
家族から本当にひろしなのか?と疑われとても良い気分ではないだろうに、それでも愛する家族の為と奮闘する父親野原ひろしは本当にかっこよかったです。

最後のシーンではクレヨンしんちゃんファンなら胸が熱くなる事間違いなしの
「男の約束」が登場します。
是非ぜひ野原ひろしを好きになってしまう今作をご覧ください!

悪魔のはらわた
7

米国の現代美術家アンディ・ウォーホルのキッチュな表現のみが突出したB級イタリア・ホラー映画

『悪魔のはらわた』は1973年公開のホラー映画で、監督・脚本はポール・モリッセイです。出演はウド・キア、ジョー・ダレサンドロ、モニーク・ヴァン・ブーレン、アルノ・ジェギング。内装はイタリアの映画製作会社のクルーによってローマのチネチッタで撮影されました。西ドイツと米国では、映画は『Andy Warhol's Frankenstein』(アンディ・ウォーホルのフランケンシュタイン)というタイトルで公開されました。性と暴力が露骨に表現されているために、MPAAによって本作はXレートに指定されています。1970年代には、3Dバージョンがロンドンとストックホルムで上映され、1986年にはオーストラリアで『処女の生き血』と本作の3Dバージョンが併映されました。アクションシーンのグロテスクさは初公開時には3Dの使用によって強調されており、また腹裂きの場面は内臓をカメラに向かって押し出すようにするアングルから撮影されています。この映画の美術に米国の現代美術家アンディ・ウォーホルが関わっており、作中で作り物めいた禍々しい表現効果を高める演出を行なっています。「死」と「グロテスク性」の綯い交ぜになったキッチュな肉体表現は、この時期のウォーホルの造形の常套句でした。