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5omikan2youのレビュー・評価・感想

JUDGE EYES:死神の遺言 / ジャッジアイズ:死神の遺言
9

久しぶりにゲームにハマりました!

俳優・アーティストの木村拓哉が主人公!あの『龍が如くスタジオ』が手掛ける、本格リーガルサスペンス(裁判や司法制度等をテーマとした作品)。
龍が如くシリーズ同様、豪華俳優陣が出演とのことで楽しみにしてました。ところが出演者の逮捕を受け一時販売自粛、該当キャラを差し替えた新価格版の発売に喜びました!ちなみに差し替えていない初版はプレミア化しているとか。
実際にプレーしてみると、まずは木村拓哉さんに感動!アクションは勿論、細かな描写が本当にリアルで「さすが龍が如くスタジオ」の一言に尽きます。
リーガルサスペンスと聞き難しいイメージでしたが、全く気にせず楽しめました。主人公は探偵なので調査や尾行を行いますが、個人的には尾行に苦戦しました。実際に自分が探偵になったようで、このゲームの楽しいポイントだと思います。スマホを使い色んな事が出来たり、猫と触合ったり飲食もできるなど、本当にリアルです。
また、沢山のキャラクターがいて、その人柄や関わり合いも楽しさを引き立ててくれます。
メインストーリーと別に、サブストーリーやサブゲームなどのやり込み要素が盛り沢山なのでやりがいがあるのも嬉しいです。
ゲームとあなどれない実によくできたストーリーで、出演者はそのままでドラマ化して欲しいと思うほど。久しぶりにゲームにハマりました。

ゴダールの映画史
9

難解な映像絵画で20世紀史を俯瞰する大作『ゴダールの映画史』

『ゴダールの映画史』は、1980年代後半にジャン-リュック・ゴダールが脚本・監督して1988年に完結した8部構成のビデオ作品プロジェクトです。
ゴダール映画の中で最長で、最も複雑な作品の一つにあたります。
『ゴダールの映画史』は映画(シネマ)概念の歴史と、それが20世紀にどのように関連づけられているかを検証した作品です。
その意味で、20世紀への批判、そして20世紀をその世紀自体がいかに認識したかを批評しているとも考えられます。
このプロジェクトをゴダールの傑作とする評価が広く受け入れられています。
『ゴダールの映画史』は常にフランス語で言及されます。
なぜかといえば、フランス語の「イストワール」は「ヒストリー」と「ストーリー」の2つの意味を持っていて、複数形のsが付されることで「イストワール(s付き)」は「シネマの[複数の]歴史」と「映画の[複数の]物語」を同時に意味します。
類似するダブルあるいはトリプルミーニングはこの映画やその他の多くのゴダール作品で繰り返し現れるモティーフです。
『ゴダールの映画史』は、小説と絵画の要素を併せ持った映画的な絵画だと考えられています。
最初の上映は1988年のカンヌ映画祭のコンペティション。9年後、1997年の映画祭でも再上映されました。