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5mkoekikuのレビュー・評価・感想

Rin'ca
10

アニソン好きにはたまらない最高の歌手

恋愛シミュレーションゲームの主題歌を歌うことが多いアーティストです。一例をあげるとDCシリーズなんかは有名ですね!他にもジェネリック医薬品のテーマソングにも起用されています。曲の雰囲気はアップテンポで明るい曲から、泣けるバラードまで多種多彩で、特に青春を感じる恋愛ソングはRin'caさんの声質と非常にマッチしていると思います。基礎的な歌唱力はもちろんですが、もっとも特筆すべき点は各ジャンル別の歌い分け能力が非常に高い点でしょう。曲に応じて発声を使い分け、さらには声のニュアンスまで変えられます。自分の声にあった歌い方を探求し「究極の1」を作る歌手が多かったけれど、歌ってみたなどのカバーを気軽にネット上にアップロードできる世の中になったことで、ジャンルにとらわれず幅広く歌える歌手が増えたのかもしれません。しかしどれだけいろんなジャンルに対応できても、器用貧乏どまりでは人の心には残らないでしょう。他と見劣りしないクオリティーまでもっていくのにいったいどれだけの研鑽が必要なのか…知る人ぞ知る歌手といったところですが、たくさんの人の注目を集め誰もが知る偉大な歌手となってくれるといちファンとしてはうれしい限りです。

花より男子 / 花男
10

F4イケメンすぎて最高!!これぞTHE恋愛漫画!

知る人ぞ知る花より男子、通称花男(はなだん)はドラマ化、映画化されているだけあって、本当に面白い!!!
極貧、アルバイト漬けのパンピー(一般ピープルの略称)の主人公牧野つくしが、両親からの玉の輿の願望によりセレブ高校に入学されるところから物語が始まります。そこでF4という学校長までもが頭の上がらないリーダー道明寺司、花沢類、西門総二郎、美作あきらのセレブの中のセレブ4人組に出逢います。それがまたみんなイケメンすぎるのです!
道明寺はバカで不器用で乱暴、花沢類はおっとり系の不思議ちゃん系、西門はチャラ男、美作は年上キラーと個性様々。つくしは大人しく高校生活を終えようと思っていたがF4からいじめのターゲットにされ生ゴミをかけられたり、乱暴されかけたりと壮絶な毎日を過ごします。そんな中、花沢類だけはいじめなどにも興味がなく、つくしは花沢類の独特な雰囲気などをきっかけに気になっていきます。その一方、いじめにめげずに立ち向かってくる雑草パワーのど根性精神のつくしに道明寺は段々惹かれて行き、序盤から早々に三角関係が。
終盤には道明寺とくっつくのか、花沢類とくっつのか、またもや新たなつくし狙いの人物とくっつくのかとイケメン登場人物か沢山出てくるので、自分だったら…と妄想しながら読むと楽しさ倍増される漫画だと思います!

崖の上のポニョ / Ponyo
6

ちょっと気になるところはあるけど

お魚のポニョが宗介を好きになって、人間になるという人魚姫モチーフの話です。海の中の表現はきれいだし、ポニョが好きなハムを使ったハムサンド、ラーメンの美味しそうなこと、さすがジブリといった感じです。話もテンポよく進んで、それなりに面白いのですが、気になるところが多々あり、最初は話が入ってきません。なぜか、主役の男の子は両親を名前で呼び捨てにしてるし、そのお母さんリサは子供をほったらかしにして、嵐の中、老人ホームに行くし、そもそも嵐で道が封鎖されてるのに車で家に向かうって、常識的にどうなのでしょうか。日本では台風、地震、津波の大災害もありましたし、そんな場面を子供が見る映画で見せていいのか、甚だ疑問です。さらに、車の運転も荒すぎます。あと、ポニョが人面魚なのに、最初からリサとかの大人が人面魚であることを気にしてないのも気になります。どういう世界観なのかがわかりません。そんなところを気にせず、物語を追えという人もいるでしょうが、そういうところが気になって物語が入ってこないのです。そういう危険行為表現をやめてくれたら、評価はもっと良いです。何度か拝見したので、今ではおかしなところにツッコミを入れて楽しんでいます。