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4lmayuko_takenakaのレビュー・評価・感想

ミッドウェイ
7

空前絶後のスケールで描かれた日米両海軍対決のミッドウェイ海戦!

ドイツ出身の監督ローランド・エメリッヒは「破壊王」という仇名で知られる通り、戦闘シーンでは万物を破壊して止まないスケールの大きな激しい作風を特徴としていますが、そのエメリッヒ監督が太平洋戦争の最初の転換となったミッドウェイ海戦を日米両側の視点から描きました。それが映画『ミッドウェイ』。ローランド・エメリッヒが広く名を知られるようになったのは『インデペンデンスデイ』でした。この監督は登場人物の内面をきめ細かく描写するのは苦手なようで、ストーリーを力任せにグイグイと造形します。『ミッドウェイ』でもこれでもかというほどに空中戦の場面を展開し、CGで再現された迫真の戦闘に手に汗を握ることになりました。この映画はローランド・エメリッヒにとっての「会心の一作」ということができるでしょう。ところで、日本人として見ていて気持ちのいい点は日本海軍の高級軍人(たとえば山本五十六や山口多聞)たちが一様に潔い武人として描かれていることです。実際の山本五十六は、ミッドウェイ海戦の時期には慢心の塊だったらしく、彼の指揮下にある連合艦隊の士気を弛緩していたとか。そういうネガティブなイメージはまったく醸し出されず、この作品の中では帝国海軍の将帥たちは淡々と戦い、そして死んでいきます。

かもめ食堂 / ruokala lokki
5

出て来る人はいいけど。

小林聡美さんが、フィンランドでカフェというか、食堂を開く話です。
なぜ、フィンランドなのか、よくわかりませんが、綺麗な国だし、平和な感じだし、エアギターコンテストとかがある変わったところだからかもしれません。
小林さんは、すごく自然な感じで、淡々と仕事をしていていい感じです。
1人で寂しそうとか、荷物をなくしてる日本人女性にもよくしてあげて、なんか友達になりたい人です。
片桐はいりさんももたいまさこさんも個性派女優で、変わった人たち大集合でいいです。
出て来る料理もおいしそうです。日本の家庭料理という感じで一番食べ慣れてるからか、すこくおいしそうです。
それが、本当に海外で受けるのかはわかりませんが、少なくとも映画の中ではおいしそうに食べてました。
でも、話はよくわからないというか、話はありません。
なんか、食堂で酒しか飲まない女性が実は傷ついてるとか、食堂に泥棒とか、結構話はあるはずなのに、なんなんでしょうか、この何もない感は。
ただ、雰囲気を楽しむだけの映画でそれしかないと思います。
だから、好きな人とそうでない人が分かれる映画です。
私は小林聡美さんが好きだからまあ、いいけど、なかなか厳しい映画だと思います。