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4bshiori_888のレビュー・評価・感想

女神降臨
9

韓国発“花より団子”級の恋愛漫画

「女神降臨 漫画」と検索すると出てくる表紙にはイケメン二人に囲まれた綺麗なお姉さんが描かれている。この構図にはどこかデジャヴ感を覚えることだろう。しかし、閲覧数7億7492万views超えを誇る、女神どころか怪物作者による、「花より男子」級に女子を魅了する作品である。
女神と呼ばれるほど美しい主人公・麗奈には秘密がある。1つ目はメイクを落とすと全く別人の風貌になること。2つ目はその風貌が原因で壮絶ないじめにあっていたこと。読み進めていくと、表紙の美女(麗奈)への憧れ→同情と共感→徐々に秘密を共有している感覚に陥り、気が付けばどうやって彼女の秘密を隠すか考えたり、イケメン二人に奪い合いをされる事態に辛さを感じるようになっていく。
美しい仮の姿の外見と同時に、内面は誰よりも美しく優しい、ある意味女神的存在だと他人にも明るみになることで、まるで「彼女を理解できる最初の友人」のような気持ちになれる作品である。
余談ではあるが、作者はこの主人公と瓜二つのスタイル抜群の美女としても注目されている。だからこそ漫画内でのメイクアップシーンや、主人公が本来やりたかったこととは別のインフルエンサーとして活躍する葛藤がよりリアルに描写されている。我々の想像に難しい点も細かく補ってくれることで、実際の出来事のような充実感を得られる貴重な作品だと思う。

Kis-My-Ft2 / キスマイ
9

バラエティーアイドルKis-My-Ft2を音楽面から紐解く

ジャニーズ中堅グループKis-My-Ft2、通称キスマイはアイドルでありながらもバラエティーにも全力なグループです。そのためバラエティー番組を見たことがあっても楽曲を聴いたことのない方もいるのではないでしょうか。
ここではバラエティーのキスマイしか知らない方へ彼らを音楽面から紹介します。
【楽曲編】
キスマイの有名な曲と言えば「SHE!HER!HER!」や「Thank youじゃん!」などといったキャッチーな曲を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし彼らは幅広い様々な曲調の楽曲を歌っています。
バラードやEDM、ジャズ、トロピカルハウス等々、ジャニーズの枠にとらわれない常に新しい楽曲を提供してくれます。特にアルバムではシングル曲以上に様々な楽曲に触れ合うことができるのでおすすめです。
【パフォーマンス編】
キスマイは光GENJIを彷彿させるローラースケートを使ったパフォーマンスをしています。立ち位置がめまぐるしく変わるダンスは視覚的にも楽しいですし、ローラースケートを履いたままバク転ができるメンバーもいます。そんなローラースケートはライブ会場で最も威力を発揮します。
特に広いドーム会場では後方の席の場合、ステージにいるアーティストが遠いため見えにくいと感じる方もいるのではないでしょうか。しかしキスマイはローラースケートを履いて花道を何度も移動してくれるので近くに感じられます。疾走感があり他のアーティストとは違ったライブを味わうことができます。
【ライブツアー編】
ツアーごとに客が驚く演出を行っているのが特徴です。例えば2019年のツアーではプロジェクションマッピングを取り入れステージセットが動いているような演出を行ったり、2015年のツアーではジャニーズ史上最高の45メートルの高さからフライングを行ったりしました。また、一つの曲の中で特効を何発も打ち上げるのもキスマイならではの演出です。火花や炎が何発も打ち上げる中パフォーマンスをするキスマイはカッコイイです。

ハリー・ポッターシリーズ / ハリポタシリーズ / Harry Potter series
9

原作を読んでいてもいなくても楽しめるベストセラー小説の映画化作品

この作品はジャンルとしてはファンタジーということになっていますが、4作目「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」あたりからタッチが変わってきます。

闇の魔法使いヴォルデモート(本名:トム・リドル)が完全復活し、ホグワーツ魔法学校の生徒が殺されます。これ以降はハリーの身近な人が死んでいくという悲しいエピソ−ドが増えていきます。

物語が進んでいくにつれ、これはハリーポッターとヴォルデモートの因縁を描いた作品という色合いが濃くなっていきます。そして最終作「ハリーポッターと死の秘宝 PART2」で、ハリーは、自分の運命について衝撃的な事実を知ります。絶望したハリーは…。その後どんでん返しがあり、最後にハリーはヴォルデモートと決着をつけるため対決します。

伏線が見事です。いろいろありますが、例えばホグワーツ魔法学校。別名ホグワーツ城とも呼ばれています。学校がなぜ城なのかと思いますが、最終作でその意味が分かります。また、物語のキーパーソンともいえるスネイプ。ホグワーツ魔法学校の教師ですが、ハリーを嫌っている様子です。しかし時にはハリーを助けます。はたしてスネイプは味方なのか敵なのか最後の最後まで分かりません。

小説が原作ですが、映画ならではの魅力が満載です。SFXを駆使した、ほうきに乗って空を飛ぶシーンなど、スピード感あふれる迫力ある映像がちりばめられています。
原作を読んでいてもいなくても充分楽しめます。

ドラゴンクエストIV 導かれし者たち / DQ4 / ドラクエ4 / Dragon Quest IV: Chapters of the Chosen / Dragon Warrior IV
10

導かれし7人の一人一人が主役感のある最高の作品

ドラゴンクエスト天空シリーズ最初の作品です。
発売当初はファミコンからスタートでしたが、ps1やdsでのリメイクを経て、今ではスマートフォンアプリまで知れ渡る作品になりました。
4はその中でも過去最高レベルの出来だと感じます。

※以下からネタバレ入ります。
ライアン、アリーナ、クリフト、ブライ、トルネコ、ミネア、マーニャの七人と勇者の旅なのですが、
第一章から第四章までで、七人の旅があり、最終的に全員揃うまでに初心者の人はかなり時間がかかっちゃうかもしれないです…
しかし、一章ごとにそれぞれのキャラクターと一時間以上は過ごすことになるので、一人一人のキャラクターにとても愛着がわきますよ!
普通のゲームでは勇者から始まるのに、仲間たちがどんな環境を経て、強くなってきたのかがわかる素晴らしい作品だと感じました。
ここまでキャラクターにインパクトを残し、愛着がわくストーリーにできているのは、他ゲームだけではなく、歴代のドラゴンクエストシリーズでも最高傑作レベルです!

ところどころ、泣けるシーンや悲しい展開が多いかもしれないので涙腺が緩い人や、話が重いストーリーが苦手な人は注意してくださいね!
是非購入してみてほしい作品です!