茶道って知らなかった。
茶道って全然知らなかったので、その所作を教える場面がとてもおもしろかったです。ここをこう持ってこうみたいな、わかんないわよって感じだけど、うまく決まると綺麗だし、一つ一つ意味があるんだよなと思いました。それに結構長いスパンの話だから、プライベートでも茶道においてもいろいろあって、人生は大変だよなと感じました。一度茶道に嫌気がさしたりしていて、趣味とかって一度飽きるときがあるっていうか、そこを越えたらほんとの趣味になるのかもしれないなと思いました。
主演の黒木華さんは若く見え、年に見えるからこの役ぴったりですね。最初の何をしたいのかわからない感も良かったと思います。そして、茶道の先生役の樹木希林さんがいいです。やはり、彼女の雰囲気はたまらないです。着物もすごく似合うし、茶道の先生にしか見えませんでした。このハマる感じが樹木希林さんのすばらしいところですね。下町のおばちゃんのように見える時もあるのにすごいです。
何か、派手なことがおきたわけではありませんが、若い2人の掛け合いも楽しげでいいし、茶道の先生もすごく素敵だし、素敵な映画でした。茶道というものに興味も湧きました。一度、茶道に触れてみたいなと思わせてくれる作品でした。