Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)の徹底解説まとめ
1984年、アルバム『夜明けのランナウェイ』(原題:Bon Jovi)でデビューしたアメリカ・ニュージャージー出身のロックバンド。ヴォーカルのジョン・ボン・ジョヴィを中心とするバンドサウンドはキャッチーで明快。デビュー時も世界に先駆け日本で爆発的なヒットを飾り、来日公演、CMタイアップも多く、日本と縁が深い。現在活躍するアーティストにも多大な影響を与え、いまだ第一線を走り続けるビッグバンドである。
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ジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi、「本名:John Francis Bongiovi Jr.(ジョン・フランシス・ボンジョヴィ・ジュニア)」、1962年3月2日 - )は、アメリカのニュージャージー州出身のミュージシャンであり俳優。ロックバンド・ボン・ジョヴィのリーダー。しわがれた甘いハスキーボイスが特徴で、そのルックスからデビュー前に映画『フットルース』の主演候補に挙げられていた。
ボンジョビといえば、全世界で驚異の売り上げを誇るロックバンドです。代表曲は「Livin' on a prayer」や「It's my life」など。特に日本での人気が高く、ハードロックのイメージが強いかもしれません。ジョン・ボンジョビはバンドのボーカルをつとめていますが、ややハスキーな歌声が特徴的です。今回はそんな彼の1997年にリリースされたソロ・スタジオ・アルバム「Destination Anywhere」をレビューしたいと思います。一見すると派手な楽曲があるというより、一曲一曲にストーリーがあってとても丁寧に作られています。
特に2曲目、「Janie,Don't Take Your Love To Town」は歌詞がケンカをした夫婦の、夫の心情が綴られています。ジョン・ボンジョビがロンドンのホテルで夫婦ケンカを見かけたことがきっかけというこぼれ話がありますが、サビでのJanie,don't you take your love to townの繰り返しが印象的です。
6曲目の「Every Word Was A Piece Of My Heart」はしっとりとしたバラードで、7曲目の「It's just Me」へのつながりが構成としてよくできています。
8曲目はアルバムと同タイトルの「Destination Anywhere」、リズミカルで特にサビのノリが気分を上げてくれます。ボンジョビを知っている方も知らない方も、このソロアルバムはおすすめです。