漫画ゴブリンスレイヤーの紹介と感想
私が紹介させていただきますのは、漫画版ゴブリンスレイヤーです。
アニメや漫画などに少しでも興味のある方なら聞いたことぐらいはあると思いますが、蝸牛くも先生のweb小説に始まり、ライトノベルにコミカライズと様々な展開を見せている大人気ダークファンタジーです。
漫画版は蝸牛くも先生の原作に黒瀬浩介先生が作画を担当しております。
ゴブリンスレイヤーと言えばやはり暗く重苦しい雰囲気、王道のファンタジー物でありながら出て来るモンスターは基本的にはゴブリンだけです。
もちろん他のモンスターなんかも出て来るのですが主人公とはあまり関わりがありません。あと主人公自身がゴブリン以外のモンスターの名前すら覚えられません。
と言うのも主人公は幼少期に住んでいた集落がゴブリンに襲われ壊滅した過去を持っています。それ故にただひたすらにゴブリンを殺すことだけを常に考えています。
ゴブリンを観察し、ゴブリンに対する知識を身に着け、ゴブリンと戦う道具を揃え、ゴブリンを殺す技を身に着ける、そしてゴブリンを根絶やしにする…まさにゴブリンスレイヤーな主人公ですが物語が進むにつれ仲間が増え後輩冒険者などもでき、少しだけゴブリン以外の物にも目を向けられるようになってきています。そういった登場人物たちの人間模様や心情、考え方など引き込まれる内容が目白押しです。
私は、その泥臭く人間らしく戦うゴブリンスレイヤーが大好きです。なぜ私が漫画版を紹介したかったかというと、黒瀬先生が描くゴブリンスレイヤーは全体的に描写が細かく、主人公たちが纏う鎧には重量感がありそれでいて動きはなめらかで自然な動きを見せてくれます。それを見ることができるのがコミカライズ版のゴブリンスレイヤーだからです。