ケネス・ブラナーのポアロ
ケネス・ブラナーがポアロって、一体どうやねんと思いましたが、アクションをするポアロも、まあいいものでした。
ポアロって、人の話を聞いて推理していくと言うスタイルなので、アクションとかいらないっちゃあ、いらないのですが、映画だし、豪華絢爛な美術、キャストだし、アクションがないと地味だなと思ったのかもしれません。とはいえ、ケネス・ブラナーさんは、舞台役者らしく、ちょっとナルシストっぽい演技とかもあり、ポアロの変な美意識的なものは表現されてて良かったと思います。
殺されるラチェットがジョニー・デップというのもカッコ良すぎだなとも思いますが、ジョニーも癖のある役が似合う男なので、そんなに変ではなかったです。
日本でのドラマでも佐藤浩市がラチェットをしたそうですし、ラチェット男前説が出てきているのかもしれません。他のキャストも豪華ですごいなと思いました。
話はやはり、面白くて、この人もこの人も繋がってたの?といろいろ分かっていく過程がわくわくします。伏線回収とかが好きな人にはたまらない話なのではないでしょうか。そして、最後はとても切なくて泣いてしまいます。
アガサ・クリスティの話はやはり面白いなと思いました。また、原作が読みたくなりました。