オフコース

オフコースのレビュー・評価・感想

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オフコース
10

ニューミュージックを代表するバンド

オフコースは1970年にデビューして89年に解散したバンドです。
彼らの魅力は、鈴木康博と小田和正の美声、彼らの作る詞とメロディでしょう。何度かメンバーチェンジはありましたが、長く続きました。
デビュー10年目に「さよなら」がヒットするまでは売れませんでしたが、佳曲はありました。とりわけ「眠れぬ夜」、「秋の気配」、「愛を止めないで」などは今でもファンに愛されている楽曲です。こういった曲のヴォーカルは小田和正でしたが、鈴木康博がヴォーカルを担当したなかにも「昨日への手紙」、「いくつもの星の下で」、「一億の夜を越えて」などの名曲があります。また、松尾和彦がヴォーカルを担当した「せつなくて」も優れた楽曲です。
彼らが80年にリリースしたアルバム”We are”はオリコンで1位になった名盤で、メンバーが一番のっていた頃に作ったものです。
小田和正が作る切ないラブソングと鈴木康博が作る男っぽい曲のバランスがとてもよかったのも、特徴でした。
83年に鈴木康博が脱退しましたが、それ以後も「君が、嘘を、ついた」、「緑の日々」、「君住む街へ」などのヒット曲を出したところも特筆すべきです。
彼らは解散してしまいましたが、これからも長くファンに愛され、聴かれ続けていくことでしょう。

オフコース
10

我が青春時代とともに駆け巡った音楽

若い頃に、友達からよくオフコースのカセットを借りて曲を聞いていました。丁度会社に入り、右も左も分からず、仕事や恋愛に色々悩んでいた時。そのような時に、オフコースの透き通った声や素晴らしいコーラスやドラムの音など、今まで聞いたことのない素敵な曲を沢山聴き大変癒されたものです。
オフコースの曲のほとんどは恋愛ものですが、丁度その頃人生初の恋愛に挑んでいました。なので聞いていてとても共感できましたし、彼にも聞かせてあげたい内容の曲ばかりで、その頃の私にはドンピシャリのアーティストでした。このアーティストの右に出るものは30年過ぎた今でもまだいません。オフコースを聞くと、私の青春全てをこまごまと詳細に思い出すことが出来ます。

私が得に好きな曲は、僕の贈りもの、やさしさにさようなら、愛を止めないで、生まれ来る子供たちのために、時に愛は、言葉にできない、夏の日、緑の日々、たそがれ、ENDLESS NIGHTS、EYES IN THE BACK OF MY HEART、たしかな事、等です。はっきり言ってほとんど全てです。一曲ずつにコメントを書きたいくらいです。英語の歌を出した時は結構発音が下手だとか、とやかく言われたそうですが、当時の日本の中高生にはかえって聞き易かったのではないでしょうか。いつまでも皆さん長生きして復活して欲しいです。