中島卓偉 / TAKUI

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中島卓偉 / TAKUIのレビュー・評価・感想

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中島卓偉 / TAKUI
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続けてきた確固たる安定感と常に求める新しさ

1998年よりソロとして活動を開始した、ロックシンガーにしてシンガーソングライター。
「TAKUI」名義で活動していた頃はパンクやロックなど硬派な楽曲を中心にしながら、時に叙情的、時に社会を風刺するような攻撃的でウィットに富んだ詞。そしてキャッチーでハードなサウンドにも負けないロックな歌声を武器に、ライブシーンを沸かせた。
本名の「中島卓偉」名義に変更してからは、以前には制作してこなかったようなポップスなど様々なテイストの楽曲も手がけるようになり、バラエティに富んだ楽曲をより定評のあるロックな歌声で歌い上げるようになった。
ライブではその歌声・パフォーマンスはもちろん、ツアーごとにコンセプトを設けることが多い。女性限定や男性限定、曲目に縛りを設けるなど、常に楽しませる為の色んな工夫をしているのも特徴である。

また楽曲提供も行っており、アンジュルムなど「ハロー!プロジェクト」所属のアーティストへの楽曲提供やプロデュースも手がけるなど、幅広く活動している。

2022年3月末には所属していた事務所を円満に退所し、同年4月1日より独立。
2023年に活動25周年を迎えても尚、精力的に活動を続ける、これからも注目したいアーティストだ。

中島卓偉 / TAKUI
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ハロプロへの楽曲提供多数の中島卓偉さんのレビュー

モーニング娘やアンジュルム、つばきファクトリーなど、多くのアイドルグループが所属しているアップフロントワークス所属アーティストの中島卓偉さんの紹介です。

卓偉さんは、ロックアーティストとしての活動歴が長く、セルフプロデュースを行うほどの実力の持ち主。
歌唱力には定評があり、実に心に響く歌声を放ちます。
歌詞には独特な世界観があり、少し切なくダークな部分も持ち、勇気を与え、背中を押す多数の楽曲を発表しています。

実力とは裏腹に、世間での認知度が低いのが不思議でしかたありません。

「GIRLS LOOK AHEAD」というアルバムは、アイドルグループへ楽曲提供したものをセルフカバーしたものです。

アンジュルムの「大器晩成」、つばきファクトリー「就活センセーション(※日本レコード大賞最優秀新人賞受賞)」などが、中島卓偉さんの提供曲です。

その他にも多くの楽曲を提供しています。
その実力は、つんく♂さんが一目置くほど。確かに、Britishロックを根底にした楽曲をアイドルが歌うなんて面白いですよね?

中島卓偉さんの一番の魅力は「ライブパフォーマンス」です。
激しくステージ上を駆け回り、踊り、煽り。
ライブへ来たオーディエンスを楽しませるということを本当に徹底しています。

実際にライブを経験しなければ、卓偉さんの良さすべてを感じることは出来ません。

音源以上の音楽を届けてくれる。楽しませてくれる。勇気をくれる。

そんなアーティスト、中島卓偉さんの紹介でした。

中島卓偉 / TAKUI
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業界でも人気!歌唱力がある中島卓偉

中島卓偉は、シンガーソングライターとして歌手やバンドの業界でも歌がうまいひとりとして話題の人物ですが、メジャーうけするような人というよりマニアックな人です。
デビュー当時は、ラルクやグレイなどのビジュアル系がとっても人気の時でしたので、ビジュアル系のバンドのようにソロで売り出しました。デビュー当時から変わらない歌唱力でCDよりもライブでもパフォーマンスがとっても人気です。
音楽の種類はパンクをベースに発売されていますが、過去にはポップよりの音楽でオリコンチャート30位以内にランクインされたり、テレビ番組のタイアップになった楽曲もあります。中島卓偉のライブはバント形式のタイプとアコースティックのタイプがあります。バンド形式のライブでは有名なサポートメンバーを引っさげて全国のライブハウスで行います。CD音源よりもよりロック調、パンクよりにかなりアレンジをおこなったり即興を入れるので、歌がうまい人が好きな人はかなり楽しむことができます。また、アコースティックはバンド形式とうって変わって小さい会場で中島卓偉たった一人でアコースティックギターを弾き語りながら行います。アコースティックと聞くとおとなしいイメージですが、かなりロックにアレンジされているのでこちらも面白いです。最近ではモーニング娘系列のグループにも楽曲提供しているので是非一度聞いてほしいです。

中島卓偉 / TAKUI
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夢の途中

中島卓偉さんは、福岡県出身のシンガーソングライター。ジャンルはロック。
彼の一番の魅力は、自分の経験や行動などのリアルストーリーが、歌詞やメロディーに表れている所だと思う。特にそれらが現れている曲が『3号線』だと思う。この曲は、卓偉さんがまだ幼い頃に両親が離婚して、家には父親しかいなくなり、母親は家を出て行き、その状況がまだ理解出来ていない状況を歌った作品。特に印象的な歌詞は、『幼い僕は、分からなかった かくれんぼしてるとばかり思ってた 今何処にいるの? いつ帰って来るの?いつも焼いてくれたクッキー早く食べたいよ』です。この歌詞から卓偉少年がまだ状況を把握していないことが伺える。
他にも中学を卒業後上京して夢を追う曲『panky sixteenboy』や、メジャーデビュー前に住んでいた高円寺で一緒に夢を追った仲間たちとの葛藤を歌った『高円寺』という曲など、様々あります。
また、メディア露出は少ないものの、aikoさんにはラジオで歌が上手いミュージシャンと言われたり、元シャ乱Qのつんく♂さんには、作曲のセンスが良いと言わせたりと同業者への評価は高い。
現在は、ライブハウスでの活動はもちろんの事、つんく♂さんがプロデュースした『モーニング娘。』をきっかけに誕生したハロー!プロジェクトのグループにも何曲か提供をしていたり、ロック以外にも幅広い音楽に携わっている。
そんな彼の夢は、日本武道館。テレビなどのメディア露出が少なく現状は厳しいとは思うが、彼の音楽が今よりも多くの人へ届けられるようになるのもそう遠くはないと思う。そう思わせる彼の歌には説得力や魅力があると思うので、是非1曲でもいいので聴いて頂きたい。