ドムとショウのそれぞれの家族愛に感動した
敵となる殺し屋のショウが、弟に大怪我を負わせたチームのリーダー、ドムに報復するためにどんな手段を使ってでも追いかけて狙撃するところに兄弟愛を感じました。
冷酷無比な性格なのに、兄弟の事となると熱くなるところや、弟へ語り掛けているときの優しい声と、ドムたちと対峙した時の冷徹な声のギャップが凄くて胸がときめきました。
こんな兄がいたらいいのになと思ってしまうぐらいに大好きになりました。
それに、ドムも自分の家族といた家に爆弾を仕掛けされ、危険な目に遭わされたことによってキレて、こんなことをした相手のショウのためにかつての仲間を呼び寄せ、共に戦う姿になんて家族への愛情が深いのだろうと思いました。
そんな家族愛を持っている者同士が、危険な目に遭わされた家族のために戦う不器用な男たちが、カーレースや車同士のぶつけ合い、肉弾戦などで戦い合うシーンは格好良くて感動しました。
そんな二人の敵として現れた組織とともにそれぞれが戦うアクションシーンやカーアクションもまた格好良かったです。
全ての対決が終わった後、ドムの相棒だったブライアンが役者自身が亡くなってしまったことに哀悼の意を込めて、ブライアンと役者両者に捧げたエンディングにはまた違った愛情を感じて涙が溢れて止まらないぐらいに悲しく、そして感激しました。