ISLAND / アイランド / NEVER ISLAND / ネバーアイランド

ISLAND / アイランド / NEVER ISLAND / ネバーアイランド

『ISLAND』とは、フロントウイングより2016年に発売されたノベルゲーム、およびそれを原作としたアニメである。アニメ版の第9話と第10話は『NEVER ISLAND』の名称で放送された。
離島の浦島に流れ着いた青年・切那は、「世界を救う」という使命以外の記憶を失っていた。彼は浦島御三家の一つである御原家の跡取り娘・凛音の家で使用人として働きながら、自身の記憶と世界の謎を解き明かしていく。古の伝承や風土病、本土との確執などの伏線が散りばめられたSFファンタジー。

ISLAND / アイランド / NEVER ISLAND / ネバーアイランドのレビュー・評価・感想

ISLAND / アイランド / NEVER ISLAND / ネバーアイランド
8

ユアン・マクレガーが

ユアン・マクレガーが(彼だけではないですが)、二役していて感じが違ってていいです。吹替版だと、声を平田広明さんがしていて、違う感じの彼の声が聞けてそれもよしでした。お話は、一応どんでん返し系ですが、どういうおちかというのは結構わかりやすくてSFに詳しい人はすぐにわかると思います。なんだかかわいそうな話です。
なんで、彼らを集めて嘘をついて育てているのかって感じです。そりゃあ、感情もでてくるしそれをどうこうするのって人として嫌だと思うけどなって気がします。だから、本人には隠しているんでしょうね。ちょっと違うけど、マトリックスでは人はみんな眠ったままでそのまま大きくなるのもひどいなと思ったけど、何も知らされず、普通に?生きてたら実は自分は…と知らされるのもひどいなと思いました。
ベーコンがだめだったり、運動させられたり、どういう生活が健康的かというのもわかってそれもおもしろいなと思います。格好が一緒というのも健康に関係あるのかないのか。たしかに、好きなファッションを許すと統制が難しそうだし、それが理由でしょうか。でも、いつでも白か…健康的な食事、運動施設、みんなとおしゃべり、それならそこでの生活を嫌がる人はいなさそうだけど、やっぱみんなと同じ服、食べ物管理とかあると出ていきたくなるのかもなと思います。いろいろ考えるところがあって、SF好きには堪らない作品だと思いました。

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7

クローン問題は身近だと思う

終始「これは何なんだろう」とか「この先一体どうなるんだろう」と期待ができる作品でとても楽しかったです。
リンカーンは同じDNAから作られた人間でも、オリジナルが最低なやつだったために、クローンのほうが性格も賢さも優れているという点ではやっぱり小気味良かったし、主人公二人が追っ手から逃げるシーンも逃げ切って生き延びられるだろうと予測しながらも、迫力も満点で手に汗握ってとても楽しく見ることができました。
監督が『アルマゲドン』や『パール・ハーバー』のマイケル・ベイなので合点がいきました。
緊張感にあって、最後まで目が離せません。
視聴者側のハラハラを感じさせてくれるのがやはりこの監督ならでは。

リアルな世界でもクローン問題は深刻なので、やはり神の領域に手を出してはいけないんじゃないかなとも思います。
しかし一方で本当に細胞の一部だけで臓器が培養できるのであれば、人間の寿命は伸びるし幸せな人も増えると思う。
人間の寿命って何だろうと考えさせられる映画です。
ジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)が美しくて素敵でしたし、心に刻まれる作品です。
ローレントと言う、エージェントの手先がラストでリンカーンと冗談を助けてくれたところで形勢逆転。
彼の正義感に胸熱くなりました。
現実世界では自分の正義を貫くというのはなかなか難しいと思います。