ユアン・マクレガーが
ユアン・マクレガーが(彼だけではないですが)、二役していて感じが違ってていいです。吹替版だと、声を平田広明さんがしていて、違う感じの彼の声が聞けてそれもよしでした。お話は、一応どんでん返し系ですが、どういうおちかというのは結構わかりやすくてSFに詳しい人はすぐにわかると思います。なんだかかわいそうな話です。
なんで、彼らを集めて嘘をついて育てているのかって感じです。そりゃあ、感情もでてくるしそれをどうこうするのって人として嫌だと思うけどなって気がします。だから、本人には隠しているんでしょうね。ちょっと違うけど、マトリックスでは人はみんな眠ったままでそのまま大きくなるのもひどいなと思ったけど、何も知らされず、普通に?生きてたら実は自分は…と知らされるのもひどいなと思いました。
ベーコンがだめだったり、運動させられたり、どういう生活が健康的かというのもわかってそれもおもしろいなと思います。格好が一緒というのも健康に関係あるのかないのか。たしかに、好きなファッションを許すと統制が難しそうだし、それが理由でしょうか。でも、いつでも白か…健康的な食事、運動施設、みんなとおしゃべり、それならそこでの生活を嫌がる人はいなさそうだけど、やっぱみんなと同じ服、食べ物管理とかあると出ていきたくなるのかもなと思います。いろいろ考えるところがあって、SF好きには堪らない作品だと思いました。