クローン問題は身近だと思う
終始「これは何なんだろう」とか「この先一体どうなるんだろう」と期待ができる作品でとても楽しかったです。
リンカーンは同じDNAから作られた人間でも、オリジナルが最低なやつだったために、クローンのほうが性格も賢さも優れているという点ではやっぱり小気味良かったし、主人公二人が追っ手から逃げるシーンも逃げ切って生き延びられるだろうと予測しながらも、迫力も満点で手に汗握ってとても楽しく見ることができました。
監督が『アルマゲドン』や『パール・ハーバー』のマイケル・ベイなので合点がいきました。
緊張感にあって、最後まで目が離せません。
視聴者側のハラハラを感じさせてくれるのがやはりこの監督ならでは。
リアルな世界でもクローン問題は深刻なので、やはり神の領域に手を出してはいけないんじゃないかなとも思います。
しかし一方で本当に細胞の一部だけで臓器が培養できるのであれば、人間の寿命は伸びるし幸せな人も増えると思う。
人間の寿命って何だろうと考えさせられる映画です。
ジョーダン(スカーレット・ヨハンソン)が美しくて素敵でしたし、心に刻まれる作品です。
ローレントと言う、エージェントの手先がラストでリンカーンと冗談を助けてくれたところで形勢逆転。
彼の正義感に胸熱くなりました。
現実世界では自分の正義を貫くというのはなかなか難しいと思います。