スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ / Star Wars: Episode VIII The Last Jedi / SW8

スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ / Star Wars: Episode VIII The Last Jedi / SW8

『スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ』とは、2017年製作のアメリカ映画。日本公開も同じく2017年の12月。全9部作からなるスター・ウォーズサーガの、8番目の物語になる。前作「フォースの覚醒」で銀河新共和国を壊滅させたものの、拠点であるスターキラー基地をレジスタンスにより破壊されてしまった、ファースト・オーダーの猛反撃が始まった。この恐るべき猛攻に対抗する、レジスタンスたちの決死の攻防を描く。

スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ / Star Wars: Episode VIII The Last Jedi / SW8のレビュー・評価・感想

スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ / Star Wars: Episode VIII The Last Jedi / SW8
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正直がっかりしました

映画館で昨年の12月に見ました。私は、90年代後半に公開された特別編を見て以来のスターウォーズファンなのですが、この映画を見た直後の感想は「あれ?あまり面白くない」でした。
批判が多くなり、この映画が好きな方は不快に感じてしまうかもしれませんがご容赦ください。
まず、第一に言いたいのは「スターウォーズらしくない」です。セリフ回しやスロー演出、過去の回想シーンなど過去作に無かった演出が今作ではありました。
主人公のレイは、ほとんど修行することなくフォースをルークやアナキン以上に使いこなすし、フォースが魔法のようになってしまい神秘性のようなものがなくなってしまいました。また、フィンとローズのシーンはほぼ無意味なシーンに感じました。もっともがっかりしたのが、ルークに関してです。
父親の善の心を最後まで信じたルークが、暗黒面に堕ちかけただけの甥を寝込みを襲って手にかけようとするのは、過去作を見てきた身としてはルークのキャラが壊れていしまっているように感じました。そして、ルークの死に必然性を感じることができませんでした。
悪い点ばかり書いてしまったので、ここからは良かった点を。
まずは、レイとカイロレンの共闘シーンです。ここでは、今までのスターウォーズと違った新しいライトセーバーアクションを楽しめます。また、ルークとR2-D2との再会からのエピソード4でのレイアの映像を見せるシーンでは胸が熱くなりました。ヨーダの登場も予想外でよかったです。
色々と書きましたが、なんだかんだでエピソード9に期待しています。

スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ / Star Wars: Episode VIII The Last Jedi / SW8
8

スターウォーズはやっぱり楽しい!!

はやく次回作が見たい!というのが正直な感想です。

今までのスターウォーズシリーズは全て見てきましたが、今回の内容は今までのシリーズと新しいシリーズがちょうどよく入り混じっており、更に新しい方向性に移行していくといった感じであったのではないでしょうか。

エピソード6からエピソード7までの間に、ルークに何があったのかが本作で解るのですが、ルークがダークサイドに落ちずにいた事が奇跡に近いなぁと思いました。自分なら間違いなくシスにいってただろうなと(笑)

本作の主人公はやはりレイですが、実質的にはやはりルークが主人公です。
エピソード6の後からルークが死んでしまうまでの様子が本作には詰め込まれています。
昔からのスターウォーズファンなら間違いなく感動する作品だと思いますが、最近スターウォーズを知ったという人でも、本作だけでルークの気持ちを理解して感動する事が出来るのではないでしょうか。

この作品で今までスターウォーズの中心となっていたジェダイとシスの関係や、スカイウォーカー一家の関わりがほとんど終わるといった感じです。
今までのスターウォーズの関係性が終わることや、エピソード4~6までの主人公であるルークが死んでしまうことを含めての最後のジェダイだったのではないでしょうか。

スター・ウォーズ エピソード8 最後のジェダイ / Star Wars: Episode VIII The Last Jedi / SW8
6

タイトルなし

2017年12月公開のスターウォーズシリーズ新3部作の2作目にあたります。
本作で前作「フォースの覚醒」ラストで登場した、かつての主人公ルーク・スカイウォーカーが本格的に絡み、ファンの期待を大きく高めました。
だが、期待値の高まりすぎか、本作はスターウォーズのコアなファンから賛否両論が最も多く出る結果となり、興業的にも振るいませんでした。
理由としては、やはりかつて銀河を救ったルークが世捨て人同然となり新主人公レイを師として導くのかと期待していたものが、それも微妙だった事。
また、反乱軍も若いメンバーが後先考えなさすぎず、逆に組織を壊滅寸前まで追い込む結果になった失態を犯したり、悪に堕ちたハン・ソロとレイアの息子、カイロ・レンも強いのか弱いのか今作でも分かりにくく、凄みに欠けること(情緒も不安定気味ですし)、スノークやキャプテン・ファズマと前作から引き続き登場した悪役達の最後があまりにもあっけなさすぎたりと、思いつく要素は色々とあります。
しかし、長年に渡ってレイアを演じたキャリー・フィッシャー氏が本作の完成する1年前に他界し、彼女がレイアを演じた最後の作品だと思うと、私はそこまで嫌いにはなれない作品でもあり、これもスターウォーズという歴史の長い作品ならではのジレンマなのかもしれません。