正直がっかりしました
映画館で昨年の12月に見ました。私は、90年代後半に公開された特別編を見て以来のスターウォーズファンなのですが、この映画を見た直後の感想は「あれ?あまり面白くない」でした。
批判が多くなり、この映画が好きな方は不快に感じてしまうかもしれませんがご容赦ください。
まず、第一に言いたいのは「スターウォーズらしくない」です。セリフ回しやスロー演出、過去の回想シーンなど過去作に無かった演出が今作ではありました。
主人公のレイは、ほとんど修行することなくフォースをルークやアナキン以上に使いこなすし、フォースが魔法のようになってしまい神秘性のようなものがなくなってしまいました。また、フィンとローズのシーンはほぼ無意味なシーンに感じました。もっともがっかりしたのが、ルークに関してです。
父親の善の心を最後まで信じたルークが、暗黒面に堕ちかけただけの甥を寝込みを襲って手にかけようとするのは、過去作を見てきた身としてはルークのキャラが壊れていしまっているように感じました。そして、ルークの死に必然性を感じることができませんでした。
悪い点ばかり書いてしまったので、ここからは良かった点を。
まずは、レイとカイロレンの共闘シーンです。ここでは、今までのスターウォーズと違った新しいライトセーバーアクションを楽しめます。また、ルークとR2-D2との再会からのエピソード4でのレイアの映像を見せるシーンでは胸が熱くなりました。ヨーダの登場も予想外でよかったです。
色々と書きましたが、なんだかんだでエピソード9に期待しています。