バイオハザード4 / Biohazard 4 / Resident Evil 4

バイオハザード4 / Biohazard 4 / Resident Evil 4

『バイオハザード4』は2005年カプコンよりニンテンドーゲームキューブ用ソフトとして発売されたゲームである。バイオハザードシリーズ第6作目にあたり、2作目の登場人物であるレオン・S・ケネディが中心になっている。ラクーンシティ崩壊から6年後のヨーロッパにある辺境の村が舞台となり、合衆国エージェントになったレオンが行方不明になった大統領の娘アシュリーの捜索と脱出が今作の主軸となっている。

バイオハザード4 / Biohazard 4 / Resident Evil 4のレビュー・評価・感想

バイオハザード4 / Biohazard 4 / Resident Evil 4
10

あの名作をPS4で完全リメイク!

ゲームキューブやPS2そしてPS3でリバイバルセレクションというタイトルでリメイクされてきた名作バイオハザード4がPS4で蘇って帰ってきた。
出遅れてハマっていたバイオハザード4をプレイしたのは何年か前でPS4でリメイクされたのをプレイしても思ったことというとやはり、ガンダムのゲームなどに用いられる3人称視点で主人公を操作して銃の照準もレーダーに合わせるスタイルもほとんどいいとこ取りしていると言われているだけあって最初は慣れなくてもプレイしていくうちに慣れていく。
ストーリーはラクーン事件から6年後、大統領の娘がスペインのカルト村へ誘拐されたところを助けに行くという設定ではあるが敵はゾンビではなくカルト教団によって開発された寄生体に侵されたガナードと呼ばわる狂気の村人達に立ち向かって行くという奇想天外な凄さです。
ネタバレにはなりますがかつてかけがえのない友による裏切り、かつて惹かれあった物同士の再会も入り乱れる要素もありイベントシーンも堪能できました。
全部ストーリーをクリアすると無限ロケランや新しいゲーム要素「マーセナリーズ」と呼ばれる時間内にどれぐらいのクリーチャーを倒してスコアを稼ぐかを試すミニゲームがあり、クリアした者の特権として楽しむことができます。

バイオハザード4 / Biohazard 4 / Resident Evil 4
10

絶対おススメ!バイオハザード4!

合衆国のエージェント、レオン・S・ケネディは、さらわれた大統領の娘アシュリーを取り戻すためとある村を訪れる。
決してよそ者を受け入れようとはしない凶暴な性格の村人たちの抵抗や、明らかに衛生観念的に欠如したといえる村の様子に、レオンは苦戦を強いられつつも村を進むと、「この村の出身」を自称する謎の男と出会い戦闘を共にする。
戦闘による混乱で謎の男とはぐれてしまううち、周囲を堀で囲まれた城を見つけそこへ逃げ込む。
広大な城の中は豪華な装飾や、数えきれないほどの部屋で出来ており、何かの宗教に基づいたことを思わせる。
大鎌やフレイルなどの武器を持った兵士達の大歓迎ともいえる攻撃を受けることになり、そんな戦闘の中で一度は村で取り戻したアシュリーを、再び敵にさらわれてしまう。
再び一人で行動することになったレオンは、迷路のように庭木で植えつくされ無数の番犬が放し飼いにされる広大な庭や、城の主の物を思わせる豪華な装飾を施されたベッドに寝室、城の人物全員で宴を催せるのではないかというほどの広さの食堂を抜けつつ、アシュリーとともに激しい戦闘を繰り広げ、レオンは玉座の間に到達する。
玉座には誰がどう見ても幼児というほどの体系でしかない、自称20歳の人物が座っていた。
その男がボタンを押すと…。

バイオハザード4 / Biohazard 4 / Resident Evil 4
9

適度なアクション性向上

サバイバルホラーの有名タイトル、バイオハザードシリーズのナンバリングタイトル、『バイオハザード4』のご紹介です。
プレイヤーは米国エージェントのレオンを操作し誘拐された大統領の娘を捜索するために向かったヨーロッパの片田舎で、謎の教団や寄生生物と戦い脱出するまでを描くゲームです。
まずお伝えしたいのがシステム面がアクション重視に変更され過去作(1~3)では固定カメラアングルでのラジコン操作だったのが、主人公の背面からのビハインドカメラで操作するシステムになったことです。
これにより移動がスムーズになりアクション性が向上、操作しにくいというストレスも軽減されています。
射撃もシステムの変更によりそれまでは、ほぼ出来なかった弱点を狙い撃つ事が出来るようになりました。
敵により武器を変えたり狙う部位を変えたりとプレイヤーによって自由度の高い戦闘が出来るようになりました。これが非常に大きいと思います。
以上の操作に関するシステムの変更、体術等の組み合わせによりゲームを進めていくうちにプレイヤーは「スタイリッシュなアクションを軽口叩きながらこなす凄腕エージェント、レオン」と一心同体になったような感じになれます。
いや、もはや一心同体です。難易度調節もあり初心者にもやさしいです。
ゲームとして僅かに不満な点もありますが(QTE等)それを補って余りある良作です。