「一体何が起きたのか」と毎週思う30分間。
大川ぶくぶによる、シュールかつブラックなギャグが大人気の漫画・ポプテピピックがアニメ化と聞き気になっていました。原作もほぼストーリーらしいストーリーがなく、事前にアニメの内容もあまり明かされず、どんなものになるのかと非常に楽しみにしていました。
蓋を開けてみるとそれはそれは恐ろしいもので、初回放送はしょっぱなから全然違うアニメのオープニングが始まりました。原作通りのシュールなギャグや、激しすぎる風刺も多発し、あまりの情報量に1度見ただけでは脳みそが追いつかない!とすら思ったものです。「この調子で30分も放送されてしまうのか!?」と思ったのも束の間、まさか15分間の同じアニメを、声優を変更して1度に2回放送するという、新しすぎる手法には、たいそう驚きました。とはいえ、1回目と2回目の放送は、地味に少し違っている部分もあり、そういったものを探すことを面白いと感じる人には、オススメかもしれません。
回を増すごとに、有名アニメ等のパロディが激しくなっていき、最終回は一体どうなってしまうのだろうかと変な意味でドキドキしたアニメはこれが初めてです。
最終回のラストもラストに、大人気声優の蒼井翔太が実写で登場した時にはあまりの出来事に息が止まってしまいました。
とにかくなにも考えたくなく、とにかく笑いたい!という人にオススメのアニメです。