これぞまさに青春!
自分の中ではまさに「青春!」といった内容でした。主人公・松前緒花はわけあって東京を離れ、石川県にある祖母が経営する旅館で働くことに。主人公は日々の生活の中で様々な出来事を経験していき成長していく物語なのですが、まず主人公をとても応援したくなるような性格設定が素晴らしい。主人公は最初、半ば強制的に旅館で働くことになったためこの「仕事」に対してあまり乗り気ではありませんでした。しかし、旅館で起こる様々な出来後を経験していく中で、主人公にはこの旅館で働くことに魅力やすばらしさを感じるようになる。その過程には様々な出来事が起こるのだがそのたびに頑張る主人公に感情移入してしまい、どんどんと作品に吸い込まれるような感覚になっていく。また、東京を離れる際に、幼馴染の孝一から告白を受けて、その返事をしていなかった。離れた地にいる2人にここでも様々な出来事があり、主人公の幼馴染に対しての気持ちがどんどんはっきりとしていく。ここでもやはり、主人公に対しての感情移入があり、恋心に苦悩する彼女を応援したくなります。
ざっくりまとめると、仕事に恋愛、まさに青春のど真ん中にいる高校生活!といった内容のアニメでした。自分はキャラクターに感情移入しやすいのでとにかくこの作品は主人公の成長を終始見守っている感覚でターニングポイントなどではおいおい泣いていました。