仲間の大切さや人の命について分かる作品
今回私は海外の映画である、ワイルド・スピードを紹介したいと思います。ワイルド・スピードはシリーズ作で2001年に始まり今年で11作品目になりました。そのうち1作品はスピンオフ映画でどれも人気のある作品です。皆さんもワイルド・スピードという映画を一度は聞いたことがあるでしょう。しかしワイルド・スピードは日本での名称で、原題はThe Fast and the Furiousという名前です。「Fast」は速いという意味で「Furious」は激怒という意味です。そんなThe Fast and the Furiousは主に車をメインとした物語で車好きにはうってつけの作品です。もちろん車好きではなくても十分に楽しめる作品です。
そして内容としては「仲間」を大切にする物語で、作中では仲間を「ファミリー」と呼びます。題名の通りアクション映画ですが派手な演出以外にも感動の要素があったり、恋愛の要素もあります。そんな様々な要素がある中でミッションをファミリーと共に乗り越えていく作品です。しかし順調に進んでいたシリーズは2015年に公開された「ワイルド・スピード SKY MISSION」の制作途中で、ブライアン・オコナー役である俳優ポール・ウォーカーが不慮の事故により40歳という若さでこの世を去りました。すぐさま世界中にニュースとして広がり私自身も涙を流したのを覚えています。そのポールウォーカーに捧げられた曲としてあの有名な「See You Again」があります。「See You Again」はラッパーのウィズ・カリファと歌手のチャーリー・プースによって作曲され、YouTubeでは約60億回再生されています。「See You Again」は「ワイルド・スピード SKY MISSION」の主題歌として起用され、当時の世界歴代映画興業収入ランキング4位に輝きました。単なる映画の面白さだけでなく仲間の大切さや人の命について考えさせられるThe Fast and the Furiousを皆さんもご覧ください。