ゆるゆり / YuruYuri

ゆるゆり / YuruYuri

『ゆるゆり』は、なもりによる百合ギャグ漫画作品。一迅社の『コミック百合姫S』Vol.5からVol.14まで連載された後、同誌の休刊により、姉妹誌の『コミック百合姫』に移籍し、同誌2011年1月号より連載している。テレビアニメは第1期が2011年7月から9月まで、第2期が2012年7月から9月まで、第3期が2015年10月から12月まで放送された。

bcfreeのレビュー・評価・感想

ゆるゆり / YuruYuri
10

ゆるくて、ゆりで、ゆるゆりで

登場人物が全員かわいい!百合ジャンルに抵抗がある人でも、ゆるゆりならOKって人は多いです。かわいいのに面白い超人気作品、おすすめです。
舞台は七森中学校。そこには生徒から先生まで不思議な人がいっぱい。そんな物語の中心人物4人を紹介。
主人公の赤座あかりちゃんは、不憫な扱いをされることで有名です。主人公なのに漫画の表紙にうまく写れていなかったり、アニメのはじまりにやるタイトルコールをまともにできたのも最初の1回だけ。ファンからも「あかりは消すもの」と言われる始末。それでも!いくらネタにされても!あかりちゃんは素直で元気いっぱいな女の子なんです!
真の主人公と言われている歳納京子ちゃん。名前だけだとすごく厳かなイメージがありますが、実際京子ちゃんは暴走しまくりの天才少女。自分のやりたいことを自由にやってしまう子です。この子を見ると羨ましくなっちゃいます。そんな京子ちゃんの子供のころは…
あかりちゃんと京子ちゃんの幼なじみの船見結衣ちゃん。クールで美人な彼女ですが、本当は寂しがり屋で照れ屋さん。いつも騒がしい周り(特に京子ちゃん)に振り回されて本当は嬉しそう。
腹黒ピンク…じゃなくて、吉川ちなつちゃんは、結衣ちゃんが病的に好きな女の子。京子ちゃんのおもちゃにされたり結衣ちゃんの唇を奪おうとしたり、あかりちゃんを犠牲にしたり。恐ろしい子。
この4人を中心に、いつもの日常がとんでもないものに変わる様子を、彼女たちの世界の風景の一部となって見ることができます。百合苦手っ子にもガチ百合派にも楽しんでもらえる作品です!