みどりのマキバオー

みどりのマキバオー

『みどりのマキバオー』は、日本の漫画家・つの丸による競馬を題材にしたギャグ漫画。集英社の『週刊少年ジャンプ』で、 1994年50号から1998年9号にかけて連載をしていた。単行本は全16巻。下品なギャグ漫画としての色合いが強いが、シリアスなドラマも展開されており、正統派競馬漫画として根強い人気を誇っている。TVアニメ化もされており、1996年3月2日から1997年7月12日にかけて、フジテレビ系で全61話が放送された。

みどりのマキバオーの関連記事

みどりのマキバオーのレビュー・評価・感想

みどりのマキバオー
8

ギャグで収まらない熱い競馬ストーリー!

白い珍獣という呼び名を持つ「ミドリマキバオー」を中心に展開する競馬ストーリーです。
見た目は可愛いけど、馬とは思えない姿をして生まれ、到底競走馬として活躍できるとは思えなかったマキバオーですが、騎手の山本菅助や師匠のチュウ兵衛(ネズミ)と出会うことで、生まれ持っていた競走馬としての優れた能力が開花し、ライバル馬と幾度となく激戦を繰り返し成長してく姿を描いた作品です。
ストーリー序盤は特にギャグ要素が多く、少々下品な表現もあります。しかし、それを忘れてしまうくらい熱く感動的なストーリーや、激しく胸が高まる戦いがその後に待っており、何度も何度も挫折を繰り返しながら、それでも克服して立ち向かっていく姿はヒーローそのものです。レースシーンは、手に汗握る展開に興奮すること間違いありません。
また、競走馬も人間と普通に会話できる世界感となっており、競走馬たちの心情も細かく描かれており、競馬マンガとしても非常にクオリティは高いと思います。
実在の競走馬もこんな気持ちを持ってるんじゃないかと思いながら読むと、さらに感情移入できるかもしれません。

みどりのマキバオー
10

こんな良作な漫画は他ではない!

競馬を主題にしたギャグ漫画ですが

・人間模様
・たのしさ
・かなしさ
すべてを味わえる良質な漫画だと思います。
出てくるキャラクタ一が非常に濃く
漫画の中ではサブキャラクターですが
【ベアナックル】という馬はとくに面白すぎます

いまも、続編で続いてはいますが1994年の作品が一番のお気に入りです

どんな方が読んでも楽しんでいただける良作です。
たまに漫画喫茶に行っていっきに読み返してしまうほど
私の人生最高のまんがです!

◆衝撃的な出産!?

まずマキバオーが母馬から生まれるシーンから始まります
そのシーンからぶっとんで笑けます!

何って言うんでしょ、、、しゅ〜〜る!

生まれて来て最初の一言!
【生まれてすみませ〜ん笑 戻ります!】
ってwww

そ〜んな衝撃的な出産シーンからはじまる【マキバオー】

そんな主人馬は
と〜〜にかく強い!

でも心が弱く心配性。
そんな彼【馬】にこころの師匠が現れるんです

それは、、、、

【ネズミ】 笑

ネズミの師匠が現れ彼がどんどん強くなっていくんです!
ライバルも現れレース毎にドラマがある.

単なる競馬漫画ではなく、人生を考えさせられる濃〜い漫画なんです。

1994年のかなり古いマンガではありますがどの年代にも
超絶オススメな作品です!

みどりのマキバオー
10

読みたい泣ける競馬漫画の金字塔『みどりのマキバオー』

Cygames開発の競馬をモデルとした育成アプリゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』が、2021年4月のモバイルゲーム売上ランキングで世界3位にランクインするなど、競馬への関心が高まっています。
「ウマ娘」をやっている人や競馬好きの人に競馬漫画の金字塔と言われる『みどりのマキバオー』をおすすめしたいと思います。

主人公のマキバオーは、体が小さくて鼻が大きい、ロバのような姿をした白馬。
あるとき母のミドリコが牧場の借金返済のために金持ち牧場に買われてしまい、追いかけていきます。
道中、親分肌となるネズミのチュウ兵衛と出会い「うんこたれ蔵」と名付けられた仔馬は、さまざまな困難を経て母親と再会し、自らも競走馬の道に進むことを決意します。
そしてライバル馬「カスケード」らライバルと出会い、競走馬「ミドリマキバオー」として成長していきます。
作風はギャグタッチで、マキバオーの口癖は「んあー」など、間の抜けたキャラクターです。
母を探す森の中で、途中で腹を空かせた野犬に遭遇するものの、尻を噛まれた際に馬糞を口に流し込んで撃退するなど、腹を抱えて笑ってしまう場面がたくさんあります。
でも、走ることだけは大真面目で、思わず涙してしまうシーンも多いです。
特に泣けるのは12巻の有馬記念で、カスケードとの勝負で初めて勝つ場面です。
カスケードは病気を発症しており、実力を発揮できない状態で、有馬記念が最後のレース出場になっていました。
最終コーナーからゴール前でカスケードは失速。
マキバオーは現実のカスケードだけでなく、脳裏に焼き付いた、常に自分の前を走るカスケードの影もゴールで抜き去り、1着でゴールします。カスケードも、マキバオーもどちらも応援してしまうシーンでした。
セリフも胸に残る物が多く、マキバオーの「だから走るのよね……抜かれるとくやしいけど抜くのはうれしい……だから どうせならうれしい思いすんのね……」など、素直な表現の言葉が読んでいて心に突き刺さります。
競馬に関心のある方など、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。解説が多くてわかりやすいので、競馬入門にもおすすめです。

親タグ