FLOW / フロウ

FLOW / フロウ

FLOW(フロウ)とは、日本のロックバンドである。メンバーは、KOHSHI(コウシ)、KEIGO(ケイゴ)、TAKE(タケ)、GOT'S(ゴッツ)、IWASAKI(イワサキ)の5人。KOHSHIとKEIGOのツインボーカルが繰り出すメロディの強さが持ち味。
兄弟のKOHSHIとTAKEが、1998年にFLOWを結成した。1999年にKEIGOとGOT'S、2000年にIWASAKIが加わった。
2003年、海援隊の「贈る言葉」をカバーし、シングルとしてリリース。原曲とは異なりアップテンポになった同曲はヒットを記録した。同年、シングル『ブラスター』でメジャーデビュー。
2004年にリリースしたシングル『GO!!!』は、アニメ『NARUTO-ナルト-』のオープニング曲となり、自身を代表する人気曲となった。2006年以降は海外での活動に力を入れており、アジアや南米、ヨーロッパなどで多くの公演を行った。

FLOW / フロウのレビュー・評価・感想

FLOW / フロウ
10

アニソンバンドであり音楽性を常に刷新するミクスチャーロック

バンド名を聞いたとき、「ああ青春パンクバンドの」と思い浮かぶ方もいれば「アニソンバンドの」と回答される方もいる。
どちらも正しいし決して間違いではない。
確かに「贈る言葉」のパンクカバーで一斉を風靡したし、NARUTOやコードギアスなど様々なアニメと関わってきたバンドである(そうしたアニメとの結びつきが世界進出にも繋がっている)。
しかしながら彼らの真の姿は常に音楽性を刷新するミクスチャーロックバンドだ。
「贈る言葉」のパンクカバーやNARUTOの主題歌としてもお馴染みの「GO!!!」、初期のFLOWを代表する「ブラスター」などメジャー初期はパンクやラップロックが中心だった。
しかしエウレカセブンの主題歌でありディスコや四つ打ち、ストリングスを取り入れた「Days」をきっかけに様々な音楽性を見せるようになる。
その「Days」を収録した3rd album「Golden Coast」まではパンク要素が強かったが、「COLORS」で大胆なほどに同期を取り込んだり、「冬の雨音」でラテンミュージックを風習したりすると武道館を意識して制作された「アイル」はこれまでのFLOWの意識を覆す幅広い音楽性を示す大きな刷新が起こった。
しかしながら「アイル」を経てリリースされた「WORD OF VOICE」、コードギアス主題歌でありスケールの大きなサウンドが象徴的な「WORLD END」を経てリリースされた「PULSE」でラウドサウンドに回帰すると5th album「#5」はこれまでになく攻撃的なアルバムに。
FLOWに現状維持なんて言葉はないのだ。
特にその象徴と言えるのが「#10」
なんと全曲にゲストアーティストが参加する意欲作となったのだ。
初期の青春パンクから始まりストレートなロックに変化したと思いきや、ラウドロックに回帰したりエレクトロを盛り込んだり民族音楽まで取り入れたり…。
更にはKEYTALKをはじめとした若手ロックバンドととも積極的に交流を交わす…
1つの音楽性にとどまるだけでなく若手とライブすることで自身の音楽性に取り入れる…。
FLOWは常に成長し続けるバンドである。

FLOW / フロウ
8

ジャンルの垣根を越えるバンド

2003年にメジャーデビューしたミクスチャーロックバンドです。音楽性は幅広く常に新しい事に挑戦していて、メンバーの年齢が全員40歳を超えてもLIVEはとてもアグレッシブで、フェスなどに出ると必ず盛り上がります。アニメのタイアップ曲が多く、海外でも人気を得て数多くのワールドツアーを周っています。
FLOWはLIVEを中心としたバンド活動をしていてツアー中のセトリも常に日替りで変えたり、アンコール曲もお客さんが選んだりしてよくある死んだ曲というものがなくインディーズから現在まで全ての楽曲を演奏しているので古くからのファンも新しいファンも楽しめます。
アニメとロック、ジャンル、偏見や価値観、年齢や性別、産まれた国、LIVEではそんなものは関係なくカテゴライズの境界線を飛び越え一つになってFLOWの音楽を楽しもうというテーマを掲げて活動しています。
アニメのタイアップ曲のみを演奏するアニメ縛りというLIVEを開催した際にはその関連作品の声優も大人の事情を飛び越え参加するというもありました。
またファンとの距離感も近く旅行やカレー作り、BBQなどの多くのイベントも開催しています。
バンドもファンもとてもアットホームで初めてLIVEに行く人も楽しめます。

FLOW / フロウ
9

FLOWの魅力とは

皆さん、FLOWというバンドはご存知でしょうか。アニソンをたくさん歌ってるので、アニメが好きな方は知ってる人も多いと思いますが、FLOWの魅力はそれだけではないんです。
まず第一に、FLOWの音楽性は幅広くアルバム曲やカップリング曲を含めると、バラードや面白い曲、ダークな曲、FLOW持ち前の明るい曲まで本当に色々な曲があるんです。特におすすめのアルバムは、「アイル」というアルバムで、1番曲調が幅広くて聴き飽きないです。
第二に、メンバー同士が仲良くて、PVのメイキングやファンクラブ限定で発売されているDVD映像を見ると、すごくほっこりします。元々知り合い同士なのもありますが、メンバーの誕生日は毎年ちゃんと祝いますし、メンバーだけでハワイに行って、PVを撮ったこともあります。ちなみに、上手にいるヴォーカルのKOHSHIさんとギターのTAKEさんは兄弟です。
第三に、ライブのMCが面白い&熱いです。下手のヴォーカルのKEIGOさんはイケメンだと言われていますが、意外と自虐ネタを言ったり、かと思えば、ライブ中の動きが可愛かったり、最後にはマイクを通さずファンに向けて愛の言葉を叫んだりと、非常にファンサービスがいい人です。一方のKOHSHIさんは、基本下ネタ担当ですが、真面目なMCもしていて、たくさんの名言も残しています。初心者でも充分楽しめるライブだと思うので、ぜひ来てみてください。
ちなみに私は、メンバーの中ではKEIGOさんが1番好きです。他のメンバーは、ベースのGOT'Sさん、ドラムのIWASAKIさんがいて、GOT'Sさんは毒舌だけどちょっと可愛いマスコット的なキャラの人で、IWASAKIさんはメンバー最年長だけどメンバーに結構いじられてる人です。FLOWの魅力は充分伝わりましたでしょうか。これを見て興味を持った方は、ぜひ曲を聴いてライブにも来てみてください。まずは、ベストアルバムから聴くのをおすすめします。