信じる事の大切さ
主人公のシモンは地下に住んでいる気弱な男の子で、得意な事は穴を掘る事。そんなシモンの傍にはアニキと慕われているカミナという人がいて、いつか地上に出ることを夢見ていました。そんな2人はひょんな事から外の世界に出る事になり、グレンとラガンというロボットを使い、世界を守ろうとしていきます。そんな中、たった10話でカミナが亡くなります。絶望を感じていたシモンですが、アニキの言葉を胸に立ち上がります。その時のセリフが涙無しには見れません。
『天元突破グレンラガン』にはたくさんの名言があります。前を向くためには本当に必要な言葉たちです。
「俺が信じるお前でもない。お前が信じる俺でもない。お前が信じるお前を信じろ」というカミナの言葉はとても刺さりました。
カミナが死んだ時、シモンは「俺はカミナの兄貴じゃない。俺は俺だ。穴掘りシモンだ!」と宣言をして、敵を倒すシーンがあります。先程の信じる名言からシモンが受け取ったのは、カミナの死を受け入れながら、悲しみながら前を向いてカミナと共に進んでいこうとするその前向きな姿に涙を流しました。
最終的に、宇宙の敵とも戦い、生きる意味、共存する意味、信じる意味を沢山教えてくれる作品です。