ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース / ジョジョの奇妙な冒険 第3部 / Stardust Crusaders

ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース / ジョジョの奇妙な冒険 第3部 / Stardust Crusaders

『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』とは荒木飛呂彦の日本の漫画作品である。『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの第3部にあたる。単行本では第12巻から第28巻に収録されている。この章の主人公は、空条承太郎であり、彼もまたジョジョと呼ばれている。第2部の主人公ジョセフの孫である。
この物語は、ジョジョとジョセフ、花京院典明、アブドゥル、ポルナレフを中心に進行し、宿敵DIOを倒すまでの道のりが描かれる。彼らの戦いは、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの特徴であるスタンドという能力を使い行われる。敵キャラクターもまたスタンド能力を使い攻撃をしてくる。また、スタンド名はタロットカードやエジプト神話を元としている。この作品の中では、個性豊かなキャラクターがたくさん登場し、赤ちゃんや犬、鳥もスタンド能力を得て戦いに参戦している。
テレビアニメは2014年に放映された。その際の主題歌は『STAND PROUD』であり、作詞は第1部の主題歌『ジョジョ〜その血の運命〜』を担当した藤原聖子である。

ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース / ジョジョの奇妙な冒険 第3部 / Stardust Crusadersのレビュー・評価・感想

ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース / ジョジョの奇妙な冒険 第3部 / Stardust Crusaders
10

一度は聞いた事がある屈指の名作!

「スタンド」アニメや漫画が好きな人なら見ていなくても1度は聞いた事がある名前ではないでしょうか?
それほどに有名なジョジョシリーズの中でも「スタンド」が初めて登場したのがジョジョの奇妙な冒険の第3部です。
スタンドとは簡単に言うと超能力の事です。
3部の登場キャラクター(敵味方)はこのスタンドを使って戦っていきます。
主なあらすじは主人公達がとある事情でDIOと言う男を倒す為にエジプトに向かう話です。
エジプトに向かう途中DIOが差し向けてくるスタンド使い達を倒しながら話は進んでいきます。
最後の戦いも含めて基本的な話は毎回新しい敵が現れて、その敵を倒すという至ってシンプルなストーリーです。
3部以降も基本的はその様な話の作りになっています。
単純な話ゆえに分かりやすく、読みやすいです。
ただ戦うだけではなく心理戦などが多く、ほとんど話の構成が一度主人公サイドが負けかけてから頭を使って逆転するという流れです。
毎回ハラハラしながらも逆転した時のスカッと感がたまりません。
味方のキャラクターももちろん魅力的なのですが毎回入れ替わりで登場する敵キャラクターも1、2話しか登場しないのに記憶にしっかり残るほどのインパクトでどのキャラも魅力的です。
漫画だと絵が苦手と言う方も多いです。アニメのクオリティが凄く高いのでぜひアニメをオススメします。

ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース / ジョジョの奇妙な冒険 第3部 / Stardust Crusaders
10

テレビアニメ第3部は個性的なキャラクターたちが織り成すスリリングな冒険譚

『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』は、多彩なスタンド使いたちが活躍するアニメーション作品です。主人公たちを取り巻く個性的な登場人物たちも、魅力的な要素です。それぞれのスタンドの能力や個性的な性格が、物語をより深みのあるものにしています。

空条承太郎は一見クールな性格で無口な印象を与えますが、周囲に対しては強い責任感を持ち、友情にも厚い心を持っています。そんな承太郎の祖父であり、前作『ジョジョの奇妙な冒険の第二部 戦闘潮流』の主人公であるジョセフ・ジョースターや、ナイーブな性格の花京院典明、エジプトの文化に精通しているモハメド・アヴドゥルなど、それぞれに魅力的なキャラクターが描かれています。道中、仲間を増やしながら宿敵DIOのいるエジプトを目指していきます。
また、敵キャラクターであるDIOは『ジョジョの奇妙な冒険の第一部 ファントムブラッド』の主人公であるジョナサン・ジョースターを殺した張本人であり、承太郎やジョセフにとって因縁深い相手です。

個性的な登場人物たちが織り成すストーリーに加え、DIOという圧倒的な敵キャラクターが登場することで、物語の緊張感が高まり、見る者を引き込んでいます。スタンド使いたちの戦いや、物語の展開も見所の一つです。

ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース / ジョジョの奇妙な冒険 第3部 / Stardust Crusaders
8

ジョジョのスタンドバトルの原点はここだッ!

「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」はジョジョの奇妙な冒険の第三部にあたる。
主人公は空条承太郎。
日本生まれ日本育ちのクォーターであり、父に世界規模のミュージシャン、母に今回の冒険のきっかけでもある不動産王の娘、空条聖子(またの名をホリィ・ジョースター)を持つ。
祖父母には公開されているだけで第二部の主人公、ジョセフ・ジョースターとイタリア人のスージーQを持っている。
傍から見るだけでも濃い家系をしている。
物語は、空条聖子が第一部のボス的存在DIOによって苦しめられるところから始まった。
細かいことは省くが、花京院とポルナレフをDIOの細胞である『肉の芽』から救い出し、インドに突入したところで岐路に立つことになる。
ポルナレフの仇敵、J・ガイルが近くに居るという情報を手に入れたためだ。
それにより、それぞれ単独行動することとなり、アヴドゥルが額を撃ち抜かれその場に倒れ伏すことになる。
個人的にそのシーンはハンカチなど何かしら拭くものを用意したほうがいいだろう。
最終的にポルナレフは仇を討つことに成功し、再び旅を再開することになる。
紅海のある島でアヴドゥルが生きていたと知り、再び5人での旅が再開されるかと思いきや、エジプトに入ったところで助っ人が登場する。
犬のイギーだ。ボストンテリア種のアメリカ育ち。
連れてこられるまで犬たちのボスを務めていたらしく、プライドが高い。
好物はコーヒーガム。知性もあり、コーヒーガムを差し出されても、箱ごと奪って噛むほどだ。
そんな癖が強い犬を引き入れたジョースター一行は敵の手により花京院が重症になる。
しばらく花京院が動くことはかなわず、四人と一匹のエジプト大捜索が行われた。
情報を得るために、ギャンブラーに勝負を仕掛けたり、職業上の乞食にお金を支払い、場所の特定まで頼んだ。
しかし、情報を得ることはできなかったところでイギーの大けが。
原因は敵の館を見つけたのはいいものの、犬好きの少年を逃がすため敵のハヤブサと戦闘の末勝利という何とも苦しい結果になる。
イギーを運ぶには止血をしなくてはならないのだが、そのイギーは止血された後。
では誰がイギーを治したのかというと、SPW財団の医療スタッフであることを花京院自身が明かした。
花京院は彼らに治療され、無事突入前に戦線復帰を果たしたのだ。
そこから先は自身でこの旅の行く末を見守ってほしい。
アニメの演出はなかなかに鬼気迫るものであったし、アニメ特有のアレンジがこれまた世界観にあっていて最高に良かった。
原作を読んでいたとしても分からないようなアレンジの仕方に尊敬を感じたのだ。
ただ作品の関係上出血沙汰はあるし、絵柄とて賛否両論がある。
個人的には北斗の拳が受け入れられるのであれば十二分にいけると断言しよう。
アニメを見終えた後、漫画である原作を買って読んで違いを比べるのもまた楽しい作品であるということを考慮して評価は8とする。

ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース / ジョジョの奇妙な冒険 第3部 / Stardust Crusaders
10

やっぱりジョジョを読むなら第3部から!スターダストクルセイダーズはすごいっ!何より空条承太郎がすごいっ!

私自身、ジョジョの奇妙な冒険を読み始めたのは第三部であるスターダストクルセイダースからで、やっぱりスタンド能力と空条承太郎が登場したことはその後のジョジョシリーズにとって最大の魅力となっているよね。
なんといっても主人公の空条承太郎がすごいっ!まだ高校生ながら沈着冷静で(時々ブチ切れる時はあるけれど)、闘いのさなかの頭の回転力のすごさには脱帽してしまう。そしてその容姿がかっこいい!
身長195cm、体重82kgでキレのある端正なマスク、グリーンの瞳を持ち、日本人の父とアメリカ人の母ホリィの間に生まれたクォーターでもある承太郎。なんとそのモデルとなっているのはあの映画俳優であり名監督のクリント・イーストウッドとのこと!みなさん、想像してみて!若き日のクリント・イーストウッドがかっこいい学ランを着こなし、さっそうとした姿を!
きゃ~っと私は言ってしまおう。やれやれだぜっと承太郎から思わずいつもの決めセリフが呟かれそうだけれど、いいのである。
そんな彼が第3部最強のスタンドであるスタープラチナで敵スタンド使いたちを次々に倒していくのである。かっこいいという言葉は彼のためにあると言っても過言ではないだろう。男が男に惚れる、だぜっ!
第3部から登場するスタンドという能力は幽波紋とも言い、言ってみれば超能力の一種と言えるもので、発現するスタンド能力は個々で違い、まったく同じスタンド能力の使い手はいない。
そして空条承太郎のスタンドであるスタープラチナはパワー接近型で敵への射程距離は10mで、最大の敵であるディオとかなり似たスタンドとなっている。その能力は精密な動きとスピードであり、本シリーズのラストの闘いで宿敵ディオのスタンドであるザ・ワールドと同じく時間を止める能力があることに気づくことになる。時間を止めるってこんな能力あったなら絶対に負けないよね。
承太郎のことばかりお披露目してきたが他のキャラクターもすばらしいの一言なのである。
承太郎のおじいちゃんであるジョセフ・ジョースターや当初ディオの手先となっていた花京院典明やジャン・ピエール・ポルナレフ、そしてエジプトのしっかり者で情深いアブドゥルなどいずれもこの壮大な冒険物語には欠かせない存在として登場している。ぜひっ、ジョジョの奇妙な冒険第3部で承太郎の魅力に酔ってほしい。
オラオラオラオラオラオラオラ!これ、スタープラチナのパンチをラッシュする時の常套句。これがでる時、相手は必ず死んでいる。
おっと、北斗の拳じゃなかったね。

ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース / ジョジョの奇妙な冒険 第3部 / Stardust Crusaders
10

個人的にはジョジョの最高傑作

『ジョジョの奇妙な冒険』はシリーズごとに主人公や舞台も変わる。ジョジョ初の日本人の主人公であり、しかもあの有名なスタンドが初めて出た作品である。ジョジョを見たことがない人はたいていが絵柄がダメという。かつて、自分もそうだった。友達に勧められたことがある。その時自分はアニメを見るか見ないかに絵柄が気に入るかどうかも条件に入っていた。だが、今はこのことに後悔をしている。こんなに素晴らしい作品だったら、もっと早く見るべきだったと思っている。そうしたら、ほかの絵柄で敬遠していた素晴らしい作品に出会えたかもしれない。だからこそ私はジョジョ作品を多くの人が見て、作品は絵柄じゃない、ストーリーやキャラによっていい作品にも悪い作品にもなるということを知ってほしい。ただ、ジョジョはこのレビューの前半にも言ったが、シリーズごとに別作品だといってもよいぐらい変わってしまっている。だから、ジョジョを見たいけどどこから見たらいいかわからない人に向けてこの作品をはじめに見ることをお勧めする。なぜなら、このシリーズからジョジョはガラッと変わってしまうからである。このシリーズ以降スタンドという能力が主人公たちの戦いのメインの道具となってしまい、このシリーズ以降から見始めてしまうとスタンドってなに?となってしまう。それにこのシリーズの主人公が次のシリーズ中の重要人物になっていく。この2点が主な理由になる。もちろん私自身がこのシリーズがジョジョ作品で一番好きだからというのもあるが。それはさておき、ジョジョはぜひ一度見てみることをおすすめしたい。その中でこのシリーズを一番に見てほしい。

ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース / ジョジョの奇妙な冒険 第3部 / Stardust Crusaders
10

初めてスタンド能力というものが出現した部

『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』は、ジョジョの奇妙な冒険シリーズで初めてスタンド能力というものが出現した部です。一部や二部では波紋という呼吸法で戦っていたのですが、三部のスターダストクルセイダースからはスタンド能力というものが出現して私は初めて見たときにびっくりしました。しかし非常にかっこいいなと思いました。
主人公である空条承太郎は日本人の高校生で、スタンド能力も強くてすごくかっこいい主人公です。三部は色々な国の人と仲間になってボスを倒すのですごく面白いです。またいろんな国に行くので見ていて勉強にもなります。
空条承太郎の親友である花京院典明は、とてもまじめでおとなしい人なのですが、戦うととても強くてかっこ良いです。また花京院は非常に仲間思いです。最終的にはボスであるDIOに殺されてしまうのですが、死ぬ瞬間にDIOのスタンド能力の秘密をジョースターさんに知らせて死んでいきます。花京院の死は無駄ではなく意味のある死なんだなと感じました。花京院が死んでしまったのはすごく悲しかったけど花京院がいなかったらDIOのスタンド能力は分からないままだったので花京院には感謝です。また花京院だけでなく、イギー、アブドゥルもポルナレフのために戦って死んでいったメンバーです。皆仲間を思って死んでいく。悲しいけど、仲間の絆が表れていてすごくかっこいいなと思いました。