龍が如く0 誓いの場所 / Yakuza 0

龍が如く0 誓いの場所 / Yakuza 0

『龍が如く0 誓いの場所』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズの第6作目に相当する作品である。キャッチコピーは「日本中が狂喜乱舞していた時代。「龍」の伝説はここから始まった」。本作は初代『龍が如く』より過去の時系列の物語となっており、主人公の桐生一馬と、シリーズの顔役のひとりである真島吾朗がそれぞれ「堂島の龍」と「嶋野の狂犬」の異名で知られる極道になるまでの姿を描いている。

龍が如く0 誓いの場所 / Yakuza 0のレビュー・評価・感想

龍が如く0 誓いの場所 / Yakuza 0
7

バブル期の日本の雰囲気を味わえる点は魅力的

『龍が如く』シリーズの中で最も古い時代を描いたタイトルになります。
バブル期の日本を舞台にしており、そういった時代背景がゲームにきちんと反映されている状況です。例えば、現実のバブルと言えばお金持ちが世の中に多くいた印象ですが、このゲームはとにかくお金が貯まりやすいです。普通にプレイしていれば、クリアまでに数十億、数百億程度は貯まるはずで、ここは同シリーズの他の作品とは明らかに異なっている箇所でしょう。
また、プレイスポットに関しても当時ならではのものがいくつかあり、テレクラやディスコなどで遊べるので、この時代を知らない人でも雰囲気を味わいやすいと思います。
そして、本作の最大の特徴は桐生一馬と真島吾朗という人気キャラのW主人公という点。
桐生は主人公であるケースが多く存在しているものの、真島の場合には主人公を演じているケースは限られているため、ここは非常に魅力的です。
真島はかなり濃いキャラだけに、彼を中心にしたストーリーがどのように動いていくのか、そしてどのような戦い方ができるのかは注目ポイントでしょう。
時系列的には最も古い作品だけに、『龍が如く』シリーズにおいて最初にプレイしても全然問題ない作品ではないかと思います。

龍が如く0 誓いの場所 / Yakuza 0
9

シリーズ最高傑作と呼び声の高い作品。その評判に恥じぬ素晴らしい作品でした。

数々の作品が出ている龍が如くシリーズの中でプレイヤー達に最高傑作と呼ばれる龍が如く0。
今作ではシリーズ主人公である「桐生一馬」と人気キャラクター投票では常に一位を獲得し続ける大人気キャラ「真島吾郎」の2人のストーリーが展開される。
後に伝説と呼ばれる2人の原点とも言える物語が展開され、2人はある土地の利権を巡って交錯する。
真島吾郎を実際にプレイヤーが操作できる作品はシリーズ初であり、それもこの作品の人気の一つで今作中ではクレイジーな面で人気を誇る真島の過去の闇や真面目な姿を垣間見れる。
メインストリー・サブストーリー共に魅力的なキャラが多く、作品のボリュームからなかなか出番に恵まれなかったキャラも多数存在し、他のシリーズでの活躍が期待されるところだ。
シリーズ初作品である龍が如くより以前の時系列の出来事を描いているため、龍が如くを彩る数々の人気キャラクターの知られざる過去に触れることが出来る。
龍が如くシリーズをプレイするなら間違いなくおすすめできる作品である。
しかし、一点注意としてはエンディングでは各キャラのその後の顛末が紹介される場面で他シリーズ作品のネタバレが行われてしまう場面もあるため要注意が必要だ。

龍が如く0 誓いの場所 / Yakuza 0
9

初めての龍が如くの人にもおすすめ

龍が如くをやったことがない人には特におすすめします。
シリーズ物でどれから手をつければいいのか分からない、極道ゲームだから見送りしている、新しいジャンルを挑戦したい人とかは、まず龍が如く0を試してほしいです。
私も最初は名前を知っている程度でしたが、友人の勧めとちょうど近所のゲームショップのセールだったので買いましたが、イメージとは違ったゲームでどハマりしました。
やったことのない人からすれば、極道のストーリーのイメージしかないと思います。
実際、極道の話なのですがそれだけではなく、主人公達が街で困ってる人を助けたりするサブストーリーもとても魅力があります。
それに、アクションだけではなくリズムゲームや、麻雀や将棋、ダーツにビリヤードと様々な要素があってなかなか飽きることはありません。
舞台も、バブル時代の新宿の歌舞伎町と大阪の道頓堀をモデルとして作っており、馴染みのある人には懐かしく、行ったことのない人からすれば新鮮な気持ちでゲームをプレイできます。
私自身、バブル時代の人間ではないし、歌舞伎町も道頓堀も行ったことがありませんが、当時の人の服装や金遣い、ゲームの中の建物や看板がが本当にリアルで、実際にその場を見ているような気分になって楽しめれると思います。

龍が如く0 誓いの場所 / Yakuza 0
10

龍が如く0

本作の魅力といえばなんといっても人気No.1キャラクターの「真島吾朗」が主人公の一角として起用されたことでしょう。
第1作目から主要キャラとして登場し、人気投票では常に首位。不動の人気No.1であった彼がついに主人公として操作できるとあって、ファンからの期待が高まっていました。

さらに、本作品はシリーズ10周年という節目に発売されたということもあり、ファンの期待を裏切らないクオリティとなっております。
アクション性においては、今までになかった3つのバトルスタイルを選択できるようになり、戦闘アクションのバリエーションが広がり、プレイヤーを飽きさせない作り込みとなっています。
また、本作は「桐生一馬」と「真島吾朗」の双方のストーリーを交互に進行することにより、いくつもの真実にたどり着いていきます。
お互いがそれぞれ違う人物やキーパーソンと関わっていく中で徐々に知らなかった事実が明るみに出ていき、最初はバラバラだった点と線が繋がっていくストーリー展開に惹き込まれていきます。
主人公「桐生一馬」の極道の出発点を描く作品なので、他シリーズとのストーリーの繋がりはありません。なので、シリーズを知らない方や、前の作品をやったことがない人でも、安心して楽しめる作品となっています。

龍が如く0 誓いの場所 / Yakuza 0
9

龍が如くシリーズの最高傑作です。

龍が如くシリーズは有名でたくさんの作品が出ていますが、龍が如くをやった事のない人でも是非0から始めてほしいです!
龍が如く0は、1988年のバブル時代が舞台になっています。主人公の『桐生一馬』と大人気キャラクター『真島五郎』の二人が主人公で、章ごとに切り替えながら物語が進んでいきます。バブル時代が舞台になっているだけあって、お金がテーマになっており、進めていくにはとにかくお金が必要です(笑)。
本編ストーリーには、昔死んだ人物や敵が若くなって登場していて、龍が如くシリーズファンにはたまらないです。闘争シーンも多いのですが、真島編では恋愛要素もあって、女性ファンでも心掴まれるストーリーになっていると思います。真島の過去がなんとも深く切ないもので、真島編の最後のシーンはグッとくるものがあります。
キャストも豪華で、小沢仁志さん、竹内力さん、中野英雄さんなど悪役が似合う人ぞろいです(笑)。
特に井浦新さんは最高でした。1本の映画を見ているような感覚に陥ります。
龍が如くシリーズの定番でもあるサブストーリーやミニゲームも豊富でやりがいのあるゲームです。サブストーリーにある人物が出てくるのですが、そこも見どころです!