バブル期の日本の雰囲気を味わえる点は魅力的
『龍が如く』シリーズの中で最も古い時代を描いたタイトルになります。
バブル期の日本を舞台にしており、そういった時代背景がゲームにきちんと反映されている状況です。例えば、現実のバブルと言えばお金持ちが世の中に多くいた印象ですが、このゲームはとにかくお金が貯まりやすいです。普通にプレイしていれば、クリアまでに数十億、数百億程度は貯まるはずで、ここは同シリーズの他の作品とは明らかに異なっている箇所でしょう。
また、プレイスポットに関しても当時ならではのものがいくつかあり、テレクラやディスコなどで遊べるので、この時代を知らない人でも雰囲気を味わいやすいと思います。
そして、本作の最大の特徴は桐生一馬と真島吾朗という人気キャラのW主人公という点。
桐生は主人公であるケースが多く存在しているものの、真島の場合には主人公を演じているケースは限られているため、ここは非常に魅力的です。
真島はかなり濃いキャラだけに、彼を中心にしたストーリーがどのように動いていくのか、そしてどのような戦い方ができるのかは注目ポイントでしょう。
時系列的には最も古い作品だけに、『龍が如く』シリーズにおいて最初にプレイしても全然問題ない作品ではないかと思います。