シュガー・ラッシュ / Wreck-It Ralph

シュガー・ラッシュ / Wreck-It Ralph

『シュガー・ラッシュ』とは、アメリカ合衆国で2012年11月2日、日本で2013年3月23日に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ製作の第52作目のアニメーション映画である。監督はリッチ・ムーアが務めた。また、タイトルは作中に登場するアーケードゲームの名前でもある。ゲームの世界で悪役を演じるラルフは、ヒーローになる夢を叶えるため潜り込んだレースゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界で少女ヴェネロペと出会い、二人は互いの夢のために協力することになる。

シュガー・ラッシュ / Wreck-It Ralphのレビュー・評価・感想

シュガー・ラッシュ / Wreck-It Ralph
8

楽しい映画

とても楽しい映画でした。アーケードゲームの悪役のラルフが、悪役に嫌気がさして、他のゲームに行ってしまうという話でした。ラルフが嫌気がさすのもわかります。ゲームに悪役はつきものだし、彼のおかげでゲームが成り立ってるのに、ラルフのゲームの中の人はラルフに対する扱いが酷すぎでした。なんでそうだったんだろ?結局映画の最後には仲良くしているし、トイ・ストーリーとかでも子どもたちが悪役設定してるからっておもちゃたちはそれに左右されてなかったけどなあと思いました。まあ、そんなこと言うとこの物語が成立しませんが、、、。ラルフが出ていった先で出会うバグしてしまう女の子、ペネロペはかわいい子でした。デザインはもちろん、なんか一生懸命なところが素敵です。バグるくせにとか仲間に嫌なこと言われながら、車を手に入れてレースに出たいというその気持ち、練習を頑張るところ、すてきです。ラルフもそんな彼女に辟易しながらも手伝っちゃうんだからいい人だと思います。年齢の違う2人ですが、熱い友情が生まれたなと見ていて微笑ましかったです。あと、本編に関係ないところだと、いろんなゲームキャラが登場して、あ、これは知ってると懐かしい気持ちになるし、ゲームに使う車を作りましょうのところとか一緒に作ってる気持ちになって楽しいです。

シュガー・ラッシュ / Wreck-It Ralph
9

有名ゲームのキャラクターに会いに行こう(シュガーラッシュ)

ゲームが好きな人なら、絶対面白いディズニーの長編アニメ映画です。

【魅力】
日本の有名ゲームから多数のキャラクターが登場します。マリオブラーズなどの有名ゲームの敵役が一度に集まるシーンは観るだけでわくわくします。これだけで一見の価値有りです。ぜひ何回も見てください。「あ、こんなところに、あのゲームのキャラクターがいたんだ」というように「ウォリーを探せ」のような楽しみ方ができます。個人的に納得いかないのがストリートファイターのザンギエフが敵役で登場することです。お国の関係で仕方ないことでしょうが、あまり敵役というイメージがないので違和感がすごいあります。

【ストーリー】
敵役のラルフがヒーローを目指す物語です。敵役のライフは、何十年も一緒にいるゲームの仲間から、敵役というだけで冷たく扱われています。そんな環境から抜け出すべく、ほかのゲームにヒーローメダルを取りに行きます。そして、ゲームセンター全部を巻き込む騒動に発展します。
少しネタバレになりますが、本来当てられた役割から抜け出す難しさ、最終的にその役割の中でも幸せをつかめることを、この映画は教えてくれます。子ども向けのアニメながら大人も楽しめる内容になっています。