ジブリのようなファンタジー好きにはおすすめ!
アニメ、漫画と両方ありますが、私は漫画を読んでおり、アニメは見ていない状態となります。
そのため、アニメでは違った印象かもしれないです。
作者自身がジブリ好きということを公言していますが、それを如実に反映されているのか、ナウシカっぽさを感じさせられるなど絵のタッチがそれとなくジブリ感があります。
世界観が素晴らしく、主人公は龍を獲って生計をたてているという若者で、龍を捕るプロセスも息をのむ展開が多くて引き込まれます。
また、主人公の仲間たちの一人ひとりまでキャラが立っていて、龍捕りの過程での出会いや別れを繰り返し、少し切なかったり笑わせてくれたり展開に引き込まれます。
龍を獲ったあとは龍の肉を作った料理を食べるシーンがありますが、それもジブリ飯を彷彿とさせる描き方で「おいしそう!」と思わせてくれる飯テロシーンになっているのです。
龍もモブのような固定キャラとしての龍たちではなく、1体1体が丁寧に個性がある形で描かれており、作りこまれている印象を受けました。
もし上述したファンタジー系にあまり抵抗がなく、ジブリと類似点が多い点でも抵抗がない、嫌でない人は、1度この作品を購入されてみてもいいのかもしれません。