カイジシリーズ / Kaiji series

カイジシリーズ / Kaiji series

「カイジシリーズ」とは、福本伸行による漫画『賭博黙示録カイジ』とその続編『賭博破戒録カイジ』、『賭博堕天録カイジ』、『賭博堕天録カイジ 和也編』、『賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編』、『賭博堕天録カイジ 24億脱出編』の総称である。自堕落な主人公・伊藤開司(カイジ)がさまざまなギャンブルに巻き込まれる中で描かれる人間の心理戦や生き様が人気を集める。

カイジシリーズ / Kaiji seriesのレビュー・評価・感想

カイジシリーズ / Kaiji series
8

癖がある

遠藤を女にする意味はわかりません。天海祐希さんは大好きなのでまだマシだけど、最後の展開とかカイジがバカすぎでしょ。あれは改悪です。でも、ゲームは概ね楽しかったです。山本太郎さんは胡散臭かったし、限定ジャンケンもなかなか奥が深いです。たしかにあれは味方をつければ生き残れるけど大金がもらえますからね。なかなか難しいです。鉄骨渡りは最後の隠れロードがなくて残念です。あれがびっくりだったのに、実写で作るとなると金がかかりすぎなのかもしれません。Eカードは簡単そうで勝てる気がしません。私ならおどおどしてしまってばればれでしょう。あれこそ、カイジの真骨頂でした。藤原竜也さんは演技がすごいし、あの大袈裟なほどの気の高まりのあるカイジにはぴったりです。大声での演説も藤原さんならではって感じです。カイジはギャンブルとなると途端に覚醒するところが好きです。利根川も顔がやばかったです。香川さんの顔芸はいつ見ても楽しいなと思いました。Eカードの時はまさにその2人のぶつかり合いなので、すごい緊張しました。ともすれば笑ってしまいそうな演出ですがそれが楽しかったです。カイジは漫画も癖があるし、あれくらい癖のある映画が正解でした。なんども見たくなる作品です。

カイジシリーズ / Kaiji series
9

目が離せない展開

前作がかなり面白かったので続編のカイジ2も楽しみにしていましたが、やはり面白かったです。最初にカイジがまた地下で働いていたことには、カイジは駄目な奴だなと思いましたが、そこからまた抜け出す知恵はやはりカイジは素晴らしいと思ってしましました。仲間の借金を返済するために地上に出たからのカイジを見ていても、ハラハラしてしまいます。また、だまされるよ!と分かるところでだまされるカイジ。どのように先のストーリーが展開していくのか予想もできませんが、そこが面白い所です。地上で前作の敵であった利根川と遭遇し、ともに借金返済のために協力していきます。いつまた利根川が寝返るのか、人間不信になりそうでした。逆に何度も騙されながら人を信じられる、人に信じてもらおうとするカイジはすごい人だと思いました。また、どうしてもうまくいかないときに恥も外聞もなく、嫌だと折衷案を叫ぶみっともないカイジ、全編を通して泣いたり叫んだりのカイジもまた人間的に面白いなと魅力を感じてしまいます。最後にはやはり利根川に騙されてしまいますが、そんなことも知らずに仲間たちの祝勝会を開きご満悦のカイジを見て幸せ者だと思いました。利根川も多額のお金を手にしながら、カイジを遠巻きにみてお前は仲間がいるから良いとつぶやいたところが印象的です。大事なものは何なのか、問いかけている映画なのだと実感しました。

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7

藤原竜也がいい

藤原竜也のカイジはとてもすてきでした。特に、地下でペリカを貯めなきゃいけないのに、ビールの誘惑に負けて、飲んでしまうところとか、まさにカイジでした。悪魔的だっていうセリフとか、キンキンに冷えてやがるってセリフとか、聞くと笑っちゃうけど、それだけ辛い生活なんだろうなと思いました。カイジってギャンブルのときはすごいけど、いつもはクズというかダメっぽいので、藤原竜也さんの演技プランはあってると思いました。確かに最後の最後、天海祐希さんにやられるところは馬鹿すぎでしたが概ね良かったと思います。あの飲みっぷりだけでも映画を見た価値があります。班長もいい人そうで実は嫌な奴てのがすごく表現できていて、地下編は大体いいのですが、チンチロがないのが残念です。あと、鉄骨渡りについても最後の大仕掛がないので残念です。役者の演技とかは概ね良かったけど、ギャンブル部分があんまりでした。やはり、カイジはギャンブルのときの心理描写とか漫画でも長いなと思えるくらい、丁寧に描いているので、それを2時間ほどの映画に収めるのは難しかったのだと思います。これはもう、漫画とは別物もして楽しんだ方がいいかもしれません。そう考えるとなかなか面白い作品です。

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10

【必見】カイジの面白さについて

カイジ。その作品の名前だけは聞いたことある人は多いと思います。漫画が原作で、アニメや映画にもなっています。カイジの何が面白いかについて、ネタバレ含みますが、簡単にだけ説明します。あらすじとしては、コンビニでバイトをし、毎日自堕落な生活を送っていた主人公の伊藤開司が人生を変えるため、莫大な賞金を得るために、さまざまな困難に迎え撃つという物語。毎日のようにカイジは、日々のストレスを発散するために高級車のロゴを盗み、タイヤをパンクさせてスッキリしていた。そんなある日、突然スーツの厳つい男が訪ねてきた。なんとカイジは、昔のバイト仲間が借金をする際の保証人となっており、その借主が失踪したためカイジに385万円の請求がきてしまう!これを返済するには何年かかるかも分からない。そこでスーツの男が"あるパーティー"の存在を伝えられる。一夜にして借金がチャラ、さらには大金が手に入る可能性のあるパーティー。カイジは悩む、悩む、悩むが、しかし!!カイジは己の自堕落な人生を変えるためにそのパーティーに乗り込む!そこで待ち受けていたのは借金を負った300人ほどのダメ人間!手持ちのグーチョキパーのカードから1枚を出して勝負する"限定じゃんけん"というゲームを、まさに命をかけて勝負することに。負けたら一生労働地獄。果たしてカイジはどのように勝負するのか!勝てるのか!!

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9

ギャンブルは適度に楽しむ遊びです。

この漫画はギャンブル好きが読むと人生狂います。なのでこのタイトルにしました。

今から人生が狂うポイントを3つ紹介します。

・イカサマをするギャンブル運営者や、その裏で人からカネを巻き上げる銀行の人間を、ギャンブルに勝つことでスカッと撃退。

こんなことは現実ではもちろんできません。くそっ…次は勝つ!と大金を注いでも見事に負けるのがギャンブル。
※現実世界で真似をすると人生が狂うのでお勧めできません。

・常軌を逸脱した方法でギャンブルに勝つ。

カイジは、おそらく誰も考え付かないようなことを、大金がかかったギャンブルの時にだけ考えつきます。そしてその考えを、さまざまな心理戦を掻い潜りながら見事に実現させます。
※現実世界で真似をすると、、、というかまねできないことばかりです。無理に真似をすると犯罪になりかねないこともあります。ご注意を。

・カイジがいい人すぎる

カイジは一度した約束は絶対に破らない。そのせいで騙されたりすることもありますが、その人間性がまた惹かれます。
※現実世界で真似をすると、カモにされるだけです。お勧めできません。

背景がリアルなため、現実世界のギャンブルでも真似をしてしまいそうになる程気持ちいいし、心躍る作品となっています。