呪詛 / Incantation

呪詛 / Incantation

『呪詛』は、台湾で実際に起きた事件をモチーフにしたホラー映画である。ファウンド・フッテージの手法が使われている。主人公は小さい娘を育てている女性ルオンである。彼女は過去に宗教的な禁忌を破り呪いを受けたところから物語は始まる。彼女の呪いが小さい娘ドゥオドゥオまで及んでおり、その呪いを解くために奔走する様子が描かれている。ツァイ・ガンユエンが主演し、ケビン・コーが監督・脚本を手がけ、2022年にNetflixで配信された。
『呪詛』は台湾史上最も怖い映画と言われており、興収1億7,000万台湾ドル (約7億6,000万円) を達成している。その数字は伸び続けており、台湾で最も高い興行成績を記録している。また、台北映画祭で7部門 (長編映画賞と監督賞を含む)にノミネートされるなど、高い評価も得た。また、続編も作られているという。
映画の作りが話題になっており、主人公がYouTuberのように観客に向かって語りかける場面がある。その恐怖体験から精神的にダメージを負ってしまう可能性もあると言われている。

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呪詛 / Incantationのレビュー・評価・感想

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映画『呪詛』の概要

2022年3月に台湾で公開され、同年7月にNetflixで公開されたホラー映画『呪詛』。
台湾史上最も怖い映画というキャッチコピー通り、SNS上では「一人で見ないほうがいい」「トラウマになる」といった感想が多く見られます。
今回はこの作品の概要について紹介します。
まず作品が作られた経緯についてですが、この作品はあるカルト教団の家族にまつわる台湾の実話から着想を得たものであると、ケビン・コー監督は語っています。
コー監督はこの実話に恐れと魅力を感じ、作品のモチーフにすることを決断したそうです。
さて、ここからは作品の中身について紹介します。
あらすじとしては、かつて友人と訪れたある場所で参加した儀式でタブーを破ってしまった主人公の女性(リー・ルオナン)が、当時身ごもっていた自分の娘にその呪いがかかってしまっていることを知り、それを解こうとするというものです。
この映画は一貫してPOV(Point Of View)方式で撮影されているため常にその場で体感しているような臨場感があり、それに加えて予告編でも見受けられるようなグロテスクなシーンが作中に頻繁に登場するため、ホラー映画を見慣れていない人からするとなかなか過激な内容かもしれません。
しかし、ホラー映画のあらゆる怖さの要素が詰まった最上級の恐ろしさを体験したい方にはぜひともオススメしたい作品です。

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