映画『呪詛』の概要
2022年3月に台湾で公開され、同年7月にNetflixで公開されたホラー映画『呪詛』。
台湾史上最も怖い映画というキャッチコピー通り、SNS上では「一人で見ないほうがいい」「トラウマになる」といった感想が多く見られます。
今回はこの作品の概要について紹介します。
まず作品が作られた経緯についてですが、この作品はあるカルト教団の家族にまつわる台湾の実話から着想を得たものであると、ケビン・コー監督は語っています。
コー監督はこの実話に恐れと魅力を感じ、作品のモチーフにすることを決断したそうです。
さて、ここからは作品の中身について紹介します。
あらすじとしては、かつて友人と訪れたある場所で参加した儀式でタブーを破ってしまった主人公の女性(リー・ルオナン)が、当時身ごもっていた自分の娘にその呪いがかかってしまっていることを知り、それを解こうとするというものです。
この映画は一貫してPOV(Point Of View)方式で撮影されているため常にその場で体感しているような臨場感があり、それに加えて予告編でも見受けられるようなグロテスクなシーンが作中に頻繁に登場するため、ホラー映画を見慣れていない人からするとなかなか過激な内容かもしれません。
しかし、ホラー映画のあらゆる怖さの要素が詰まった最上級の恐ろしさを体験したい方にはぜひともオススメしたい作品です。