プリティ・プリンセス

プリティ・プリンセス

『プリティ・プリンセス』とは、2001年に公開されたウォルト・ディズニー・ピクチャーズ制作の米国映画。ゲイリー・マーシャル監督作品。米国の児童文学作家メグ・キャボットの小説『プリンセス・ダイアリー』シリーズを原作としている。主演はアン・ハサウェイで、本作品で映画デビューを果たす。日本での公開は2002年。
ドジで内気な女の子が主役の、王道のシンデレラストーリーである。映画の舞台はサンフランシスコ。母親と2人暮らしの女子高校生ミア・サーモポリスは、ある日自分がヨーロッパの小さな国“ジェノヴィア”(架空の国)の王女であり、唯一の王位継承者だったと知る。冴えない見た目と内気な性格でイマイチ過ぎる青春を送っていたミアが、祖母である女王クラリスのスパルタ指導のもと、様々な選択を迫られ葛藤しながらも強く美しく成長していく姿を描いている。
抜群の存在感を放つ女王クラリスは、ジュリー・アンドリュースが演じた。2004年には、続編の『プリティ・プリンセス2 / ロイヤル・ウェディング』が公開された。

プリティ・プリンセスのレビュー・評価・感想

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プリティ・プリンセス
10

アン・ハサウェイのスクリーンデビュー

撮影当時、18歳だったアン・ハサウェイのスクリーンデビュー作です!
彼女はとても可愛く美人です。
高校生のミアは内気で、恋も一方通行、スピーチでさえまともにできない。
そんな彼女のもとに祖母が現れます。「あなたはプリンセスよ」なんて言われたら誰もが戸惑うこと。
翌日学校に行くとマスコミがたくさん。
そんな状況の中で、「今は何をすべきなのか」をしっかり判断できる彼女の行動に勇気をもらいました。
普通に高校生活を送りたいなか、国のために王室できちんとしないといけない。
こんな重大な決断は高校生ではできません。こういうところでも、祖母との血のつながりが実感できます。
一方、ミアの祖母ですが、女王でありながらもミアを孫として見るおばあちゃんの姿がなんとも言えず、家族の絆の美しさに感動しました。
舞踏会では今までスピーチができなかった彼女が大勢の高貴な方の前で堂々と語っていたシーンが印象的です。
その中に友達の姿があったのもとても素敵でした。
物語の最後にミアにとっての理想のキスができた時、鳥肌が立ちました。
すごく素敵なファーストキス。
高校生としてのミアも王室で頑張っているプリンセスのミアもとてもキュートでした。