ラグナクリムゾン

ラグナクリムゾンのレビュー・評価・感想

ラグナクリムゾン
8

おれつええ系好きならハマる

なんの取り柄もなかった主人公があるきっかけで覚醒します。よくあるありきたりな設定ですが、作画に迫力があり、味方陣営、敵陣営共に魅力のあるキャラクターが物語を盛り上げます。
特に、個人的に敵陣営のキャラクターがどいつもこいつもかっこよくて好きです。
必殺技名がどれもかっこいいです。中二病患者は絶対見るべき。
主人公がタイムリープしているのですが、はじめから未来に起こることを覚えているわけではなく、徐々に思い出していく感じのタイムリープ物で、その類の作品が好きな人にもおすすめです。
私は女の子が主人公の周りにいっぱいいて、ハーレムを推している作品があまり好きではないのですが、可愛い女の子キャラがでないわけではないのですが、その辺のバランスも丁度よく、見やすいです。
主人公と協力関係にある魔女がゲスい。主人公のピュアでどこか頼りない性格と相対しているのも魅力です。そんな主人公が、いざという時にとてつもない力で敵をやっつける姿が、作画の良さと相まって爽快です。
ツンデレが好きな方、物語が進むと両腕のないお姫様が現れます。主人公に恋する彼女のツンデレ具合が個人的にはたまりません。主人公が旅をするきっかけになった女の子のサイドストーリーも個人的に好きです。

ラグナクリムゾン
8

”大”注目の漫画!「ラグナクリムゾン」!!

今回おすすめしたい漫画は「ラグナクリムゾン」です。
「ラグナクリムゾン」は現在ガンガンJOKERで月刊連載されているファンタジー系の漫画です。
この作品がほかのファンタジー系作品と違うのは、主人公のラグナは滅茶苦茶強い主人公なんですが、もう一人の主人公のクリムゾンが凄く賢いのに嫌な奴な上に自分たち以外の犠牲を厭わないため、戦い方を選べない非道さがあります。
昨今のファンタジーやなろう系はどうしても力押しだったりきれいな戦い方になりがちですが、この作品は主人公は滅茶苦茶強いのに、戦い方も選ばないのでもうほんとに見てて気持ちがいい作品でした。
汚い戦い方だけでなく、強さにモノを言わせた正面激突もそこそこあり、こちらも結構見ごたえのある内容となっています。
さらに、作者の画力がとても高いため、戦闘シーンの迫力がとても高くまるで自分がそこにいるかのような臨場感を体感することができます。
話も流れもとても面白く、主人公の圧倒的な強さにも納得がいく理由がしっかりとあったり、ファンタジー世界なのに銃や車等の現代兵器が何故か一部の人間が使用している、というのもとても新鮮でした。