映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜

映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜のレビュー・評価・感想

New Review
映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜
8

伏線回収がドラえもん映画の中でも一番の出来

過去作「ドラえもん のび太の魔界大冒険」のリメイク映画です。
のび太が魔法を使えたらいいのにという妄想からもしもボックスを使って魔法の世界にするところから始まり、魔法の世界を襲う魔物たちと戦うストーリーの作品です。過去と未来のタイムパラドックスの伏線回収が素晴らしいです。リメイク前は、不穏で不気味な雰囲気が強い印象でしたが、リメイク前よりもコミカルな描写で不気味な雰囲気が薄れており、物足りなく感じる場面もありましたが子どもから大人まで楽しめる作品となったと思います。
ドラえもんが持つ未来の「科学」ともしもボックスの世界の「魔法」との違いや同一性を感じられ、またドラえもんの映画によくある、アニメと異なった線の描き方ではなく、アニメに近い作画で違和感なく見ることができて良いと思いました。
ドラえもん映画は声優がゲストで構成されていることが多く、この作品でもタレントを起用している登場人物がいるため、物語の盛り上がるシーンで演技の違いが目立ってしまうところが少し残念です。全体的にストーリー進行が早く、一つの映画なのにいくつもの作品を見たかのような満足感、ワクワク感やドキドキ感が純粋に楽しめます。
ドラえもんの映画の中でも好きな作品のうちの一つです。

映画ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜
4

長いなと思いました。

前の方がよかったなあと思いました。
美夜子が最初ネズミになる理由もわからないし、なんだかよくわかんない改変があるなあと思いました。
ドラミちゃんが出たり、実夜子の母が出たり、複雑にしすぎだし、ちょっと長い気もします。
エンド後にまだ話があるとか、子どもには見ると大変なんじゃないかなと思います。
大人の私でさえ、長いなと思いましたもん。
前のやつは短くても、怖いところあり、面白いところありでよくまとまっていたと思います。
それにメデューサとか、満月博士とか大事なキャラの声を芸能人にするのはいかがなもんなんでしょうか。
そこはうまいやつじゃないといけないのではと思います。
前の作品ではメデューサってほんとに怖い存在だったのに残念です。
魔法界のところは、今回も楽しかったです。
やはり、なんだかんだいって、みんな好きだよねと思います。
ほうきで空を飛んだり、指だけで料理したり、そこは前と変わってなくて、面白いなあと思いました。
それに、魔法は簡単に使えるものではなくて、勉強がいるというのも素敵です。
魔法学校、ハリー・ポッターに通じるものがあります。
のび太が魔法世界でも落ちこぼれってのが、いかにものび太らしくていいです。