一度は観て欲しい作品です。
・あらすじ
アルカトラズ島にあったアルカトラズ連邦刑務所(現在は閉鎖され観光地となっている)に25年の刑で入獄していたヘンリーは仲間と共に脱獄するが失敗し、計画を密告した仲間を殺害する。
死刑が確実と思われたが、脱獄以前にヘンリーは3年間も地下牢に入れられ虐待が行われていた事実が分かり刑務所側を告発し、壮大な裁判となる。
・感想
アルカトラズを閉鎖へと追い込んだ、実話を基にした映画です。
3年間もの間、真っ暗闇の穴蔵のような地下牢へ入れられ日々虐待を受け肉体的にも精神的にも追い詰められているヘンリー。
お友達は、蜘蛛やネズミ。
人は信じれないという中、弁護士のジェームズと次第に心を通わせていき、自分に自信をつけ、虐待を加えていた刑務所側にも屈しない姿勢を見せていく姿に切なく苦しく涙が出ました。
どんどんストーリーの中に引き込まれていく作品です。
ケヴィン・ベーコンの演技がすごいです!
始めは挙動不審で人と目が合わせられない。会話もうまくできずコミュニケーションが上手く取れない様子や、ガリガリに痩せた体つくり全てがすごいです!
虐待されているシーンは目を覆ってしまいましたが、是非、一度は観て頂きたい作品の一つです。