心から泣ける感動映画まとめ!『告発』など
ここでは心から泣ける感動映画をまとめた。刑務所内で起こった実際の殺人事件をもとに制作された『告発』、NASAのロケットエンジニアの自伝を原作とした『遠い空の向こうに』、スティーヴン・キングの小説『刑務所のリタ・ヘイワース』を原作とした傑作『ショーシャンクの空に』などを紹介している。
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・あらすじ
アルカトラズ島にあったアルカトラズ連邦刑務所(現在は閉鎖され観光地となっている)に25年の刑で入獄していたヘンリーは仲間と共に脱獄するが失敗し、計画を密告した仲間を殺害する。
死刑が確実と思われたが、脱獄以前にヘンリーは3年間も地下牢に入れられ虐待が行われていた事実が分かり刑務所側を告発し、壮大な裁判となる。
・感想
アルカトラズを閉鎖へと追い込んだ、実話を基にした映画です。
3年間もの間、真っ暗闇の穴蔵のような地下牢へ入れられ日々虐待を受け肉体的にも精神的にも追い詰められているヘンリー。
お友達は、蜘蛛やネズミ。
人は信じれないという中、弁護士のジェームズと次第に心を通わせていき、自分に自信をつけ、虐待を加えていた刑務所側にも屈しない姿勢を見せていく姿に切なく苦しく涙が出ました。
どんどんストーリーの中に引き込まれていく作品です。
ケヴィン・ベーコンの演技がすごいです!
始めは挙動不審で人と目が合わせられない。会話もうまくできずコミュニケーションが上手く取れない様子や、ガリガリに痩せた体つくり全てがすごいです!
虐待されているシーンは目を覆ってしまいましたが、是非、一度は観て頂きたい作品の一つです。
パン一つ盗んだだけであんなに長い間閉じ込められ、看守から虐待も受け、とても重い話でした。この映画は、アルカトラズで行われていた囚人への虐待を基に作られたそうですが、このようなことが本当に行われていたなんて、怖いなと思いました。虐待シーンは見ていられないものばかりなのですが、特に見ていられなかったのは、アキレス腱を切る場面です。怖かったです。看守役のゲイリー・オールドマンはさすがで、顔色ひとつ変えずに、アキレスを切ってました。きっと、囚人など人とは思ってなかったのでしょう。最後、この青年は助かって終わるのかなと思っていましたが、裁判には勝ったけど…という終わりでとても悲しくなりました。人生の半分近くを刑務所で過ごした青年ヘンリーには表情や動きに不自然なところがあって、虐待を受けたため、そうなってしまったんだなと思いました。ヘンリー役はケヴィン・ベーコンが演じていてすごく上手いと思いました。ケヴィン・ベーコンは結構面白い役を進んで受けているようで面白い役者さんだなと思います。ヘンリーの弁護士役のクリスチャン・スレーターも面白い役者さんだし、結構いい俳優陣の揃った映画でした。ちよっと見た後の後味はよくはないけど、好きな作品です。