良かったと感じた作品
良かったと感じた作品は2018年にドラマ映画として公開された「空飛ぶタイヤ」です。「空飛ぶタイヤ」といえば、「あきらとアキラ」や「半沢直樹」などで有名な池井戸潤の同名小説。累計170万部突破の大ベストセラー初の映画化作品で、連続ドラマ化もされています。
ある日、1台のトレーラーが脱輪事故を起こし、歩道を歩いていた子連れの母親が外れたタイヤの直撃を受けて死亡してしまいます。事故を起こした車の製造元・ホープ自動車は、事故原因を所有者・赤松運送の整備不良と決めつけました。そのため、社長・赤松徳郎は世間やマスコミの激しいバッシングを受け、信用を失った会社は倒産寸前に追い込まれます。
自分も年齢を重ねたせいか、こういう社会派映画・ドラマを観る機会が増えています。今回は、映画ですが、多かれ少なかれ会社組織による隠蔽等は、公になっていないだけで、どこでもあるだろうと感じるのと、赤松徳郎みたいな人がいる会社に自分もチャンスがあるなら、勤めてみたいと思わせてくれるぐらいに引き込まれてしまう作品です。映画主題歌もサザンオールスターズ「闘う戦士たちへ愛を込めて」ですので、ご興味を持たれた方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか?