第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇

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第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇のレビュー・評価・感想

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第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇
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シミュレーションRPGソフト感想

2015年に発売された「第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇」の続編(後編)で、スーパーロボット大戦内のカテゴリーの一つ「Zシリーズ」の完結編にあたる作品です。
大まかなシステムは時獄篇から引き続きのものとなっていて、多少の変更点はありますが、これまでのZシリーズに登場したオリジナルキャラクター達も参戦し、また時獄篇で未参戦だった作品群も加わってスパロボでは最多の44作品が参加するなど完結編に相応しいボリュームになっています(新規参戦作品で言えば翠星のガルガンティア、トップをねらえ2に留まっていますが)。
この内フルメタル・パニックに関しては原作で未アニメ化の最終エピソードも本作で再現されていて(アニメ未登場だったキャラクターも新規に書き下ろされている)、ファンには嬉しい内容になっています(現時点では最終章までアニメ化はされていないので)。
とはいえ時獄篇に比べてその難易度は大幅に向上していて、序盤からやたらスペックの高いボスが登場するのは勿論、雑魚的でさえ異様に高いスペックに設定されているため、システムを最大限に活用しなければ勝てない難局も多く、難易度の高さという点ではどちらかと言えば初期のシリーズに近い雰囲気がありますね。

第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇
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シミュレーションRPGソフト感想

2014年4月にバンダイナムコゲームズより発売されたシミュレーションRPG「スーパーロボット大戦」シリーズの1作で、同カテゴリー内の1シリーズである「Z」シリーズの完結編となっている作品です。本作と2015年発売の「天獄篇」を含めた2部構成になっているのが特徴です。本作の新要素としてはプレイヤーが操作するユニット(ロボット)2機を一組に編成する「タッグバトル・システム」が採用されていて、メイン・サブは任意で交代できるため(イベントの強制出撃を除けば)ある程度プレイヤーの好きなように組み合わせることができ、タッグチームが同時に攻撃を行う「マキシマムブレイク」は強力なユニットが組んでいればいるほど威力を増して戦闘が有利になりやすくなります。本作の初参戦作品は実質的に「機動戦士ガンダムUC」と「アクエリオンEVOL」で、シナリオもそれらのものが多い印象ですが、主人公や仲間キャラクターの何人かが通う高校が「フルメタル・パニック」シリーズの舞台である陣台高校で、必然的にフルメタル・パニックシリーズのエピソードが密接に絡んでくる事も多い印象です。難易度的には全体的に味方側のパラメータが下げられている印象があり、終盤になるにつれて力押しで進めるには難しくなっていきますが、戦略を駆使すればクリアはそう難しくはないといった印象です。