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シミュレーションRPGソフト感想
2015年に発売された「第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇」の続編(後編)で、スーパーロボット大戦内のカテゴリーの一つ「Zシリーズ」の完結編にあたる作品です。
大まかなシステムは時獄篇から引き続きのものとなっていて、多少の変更点はありますが、これまでのZシリーズに登場したオリジナルキャラクター達も参戦し、また時獄篇で未参戦だった作品群も加わってスパロボでは最多の44作品が参加するなど完結編に相応しいボリュームになっています(新規参戦作品で言えば翠星のガルガンティア、トップをねらえ2に留まっていますが)。
この内フルメタル・パニックに関しては原作で未アニメ化の最終エピソードも本作で再現されていて(アニメ未登場だったキャラクターも新規に書き下ろされている)、ファンには嬉しい内容になっています(現時点では最終章までアニメ化はされていないので)。
とはいえ時獄篇に比べてその難易度は大幅に向上していて、序盤からやたらスペックの高いボスが登場するのは勿論、雑魚的でさえ異様に高いスペックに設定されているため、システムを最大限に活用しなければ勝てない難局も多く、難易度の高さという点ではどちらかと言えば初期のシリーズに近い雰囲気がありますね。