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シミュレーションRPGソフト感想
2014年4月にバンダイナムコゲームズより発売されたシミュレーションRPG「スーパーロボット大戦」シリーズの1作で、同カテゴリー内の1シリーズである「Z」シリーズの完結編となっている作品です。本作と2015年発売の「天獄篇」を含めた2部構成になっているのが特徴です。本作の新要素としてはプレイヤーが操作するユニット(ロボット)2機を一組に編成する「タッグバトル・システム」が採用されていて、メイン・サブは任意で交代できるため(イベントの強制出撃を除けば)ある程度プレイヤーの好きなように組み合わせることができ、タッグチームが同時に攻撃を行う「マキシマムブレイク」は強力なユニットが組んでいればいるほど威力を増して戦闘が有利になりやすくなります。本作の初参戦作品は実質的に「機動戦士ガンダムUC」と「アクエリオンEVOL」で、シナリオもそれらのものが多い印象ですが、主人公や仲間キャラクターの何人かが通う高校が「フルメタル・パニック」シリーズの舞台である陣台高校で、必然的にフルメタル・パニックシリーズのエピソードが密接に絡んでくる事も多い印象です。難易度的には全体的に味方側のパラメータが下げられている印象があり、終盤になるにつれて力押しで進めるには難しくなっていきますが、戦略を駆使すればクリアはそう難しくはないといった印象です。