雪の女王

少し物足りなさの残る映画でした。

この実写版映画しか知らなかったのですが、どうやらアニメ映画もあるようです。
雪の女王は、今だとアナ雪を想像してしまいそうですが、全く別の内容となっています。
雪の女王がいるという都市伝説のような始まりですが、少女は会いたいと思って信じていて、その幼なじみ的な少年が少女よりも先に女王と会ってしまう。
友達は雪の女王なんているはずがないとバカにするので、少年は女王について暴言を吐いてしまう。それを見ていた女王が、少年を自分のものにしようと少年の心を支配してしまい、自分の城へと導く。
急にいなくなってしまった少年に心悲しむ少女。少年は死んだとされるのを信じず、一人で少年を探しに旅に出かけるお話です。
少年を助けに行く旅の途中で色んな誘惑や恐怖が待ち構えていますが、少女は負けそうになりながらも立ち向かって少年のいる女王の城へと辿りつく。何だかもう少し何かが物足りないような感じではありますが、ほどよい感じで楽しめる内容でした。
最後も女王から少年を奪い返すシーンがあっけなさすぎて、まだ続きがありそうな感じではありましたが、最後は視聴者の感じ方任せのような気がしました。
これはもう少し話しをふたつにわけて、納得のいく終わり方で締めくくって欲しかったと思いました。
3回キスされると死ぬとされてるのに、生き返る少年。どうして生き返ったのかさえも、視聴者任せで微妙な感じでした。心なのだと思いますが、パっとしない生還でした。
アニメならわかりやすそうなので、今度はアニメ版を見てみようと思います。