終焉ノ栞
『終焉ノ栞』(しゅうえんのしおり)とは、ボカロPである150Pを中心にVOCALOIDを用いて制作された楽曲群、およびそれらを核として展開されたメディアミックス作品である。結城あみのによるコミカライズ版『終焉ノ栞』は単行本全7巻が刊行されている。
物語の中心となるのは、ひとりかくれんぼやドッペルゲンガー、メリーさんの電話、猿の手といった学校に伝わる様々な都市伝説をモチーフにした学園ミステリー仕立ての「終焉ゲーム」である。オカルト研究会に所属する4人の少年少女が、旧校舎で発見した古びた日記をきっかけに謎のゲームへと巻き込まれていく。謎の手紙に記された命令を遂行して都市伝説を完成させると同時に、グループの中に潜む「裏切り者」を探し出して排除しなければならないという過酷なルールの下で、緊迫した心理戦や謎めいたドラマが展開されていく。
楽曲制作においてはVOCALOIDのIAが使用されており、ニコニコ動画やYouTubeなどの動画投稿サイトを中心に『孤独ノ隠レンボ』や『完全犯罪ラブレター』、『ニセモノ注意報』などの関連楽曲が次々と発表されて大きな話題を呼んだ。さらに、音楽アルバムのリリースのみならず、小説やコミカライズなどの多様なメディアミックスが展開されたことで、細部まで張り巡らされた謎や複雑な世界観が多くのファンを魅了した。
- 総合評価8.0点
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