大人でも面白い!子供向け映画なのにストーリーは大人向けではないかと感じてしまう素敵な物語です。
子供に人気の「すみっコぐらし」をメインキャラクターにした、『映画 すみっコぐらし 青い月夜とまほうのコ』は、家族の大切さや夢や希望を持つことの素晴らしさを描いた作品だと思います。
キャラクターはとても可愛く、ほっと癒されるのですがストーリーは奥が深い!
猫のキャラクターは痩せたいと願い、毎日ダイエットを頑張っています。ペンギンは「本当の自分とは」という悩みを抱えています。この悩みは、現実的でだれもが感じた事がある悩みではないでしょうか。
そんな悩みを可愛いキャラクター達が抱えている設定に驚きましたし、「子供向け映画」と軽く見ていたことに後悔しました。
映画では、キャラクター達の抱えている悩みや夢が魔法により消されてしまいます。
そこで痩せたいと願っていた猫は、ケーキを爆食い。「本当の自分とは」と悩んでいたペンギンは、自信過剰なキャラクターになってしまいました。まわりの友達はいつもの猫・ペンギンとは違うことに驚き、普段の2人の方が好きだと元に戻そうとします。
悩みや夢は人それぞれ違うけど、持つことの大切さ、その夢や悩みを受け止める友情関係も素敵だと思いました。
子供には、友達の大切さをこの映画で感じてもらえたら嬉しいです。子供も大人も共感できる感動的な作品です。