清須会議

清須会議

『清須会議』とは、天正10年に実際に起きた歴史的事件である清須会議を題材にした、三谷幸喜による小説、およびそれを原作として自ら脚本・監督を手がけ2013年11月9日に公開された映画作品である。小説版は旧暦で清洲会議が行われた日にあたる2012年6月27日に、三谷にとって17年ぶりとなる本格小説として幻冬舎より発売された。
映画版は三谷作品初となる時代劇であり、全国430スクリーンで公開されると初登場から2週連続で映画観客動員ランキング第1位を記録し、最終興行収入29.6億円を達成する大ヒットとなったほか、第37回日本アカデミー賞で優秀監督賞や優秀脚本賞など多数の優秀賞を受賞した。
物語は、本能寺の変で織田信長が明智光秀に討たれたところから始まる。一代の英雄を失った織田家では、その後継者および領地配分を巡って激しい権力闘争が勃発する。筆頭家老であり実直な武将である柴田勝家は信長の三男・信孝を、のちに天下人となる羽柴秀吉は次男・信雄をそれぞれ後継者に推して対立し、勝家は信長の妹であるお市を、秀吉は弟の三十郎信包を味方に引き入れて水面下で激しい人心掌握の駆け引きを繰り広げる。そして尾張国の清須城を舞台に、勝家や秀吉に加え、勝家の盟友である丹羽長秀や、形勢を見極めて強い方に付こうと動く池田恒興といった主要な家臣たちが集結し、日本史上初めて合議によって歴史を動かすことになる運命的な会議が開かれていく。
豪華なオールスターキャストが出演していることでも知られ、柴田勝家を役所広司、羽柴秀吉を大泉洋が演じるほか、丹羽長秀役の小日向文世、池田恒興役の佐藤浩市、織田信雄役の妻夫木聡、前田利家役の浅野忠信、黒田官兵衛役の寺島進、さらには鈴木京香や伊勢谷友介らが脇を固め、騙し合いと一進一退の頭脳戦がユーモアを交えて描かれている。

清須会議のレビュー・評価・感想

清須会議
7

歴史的に正しい。

実は結構、歴史に忠実な演出をしていて、三谷さんの歴史オタクぶりもわかる作品でした。たしかに、三谷さんの昔のラジオとか聞くと歴史の話をよくしていたから、本人もすごく楽しく作ったんじゃないかなと思います。その楽しく細かい演出をしているのがこちらにも伝わって、なかなかおもしろかったです。そんな爆笑とかはないけど、なんかクスっと笑えてしまいます。顔つきとかをいろいろ細工しているのはちょっとやりすぎだなとも思いますが、秀吉はほんとに耳が出かかったようですし、織田家も鼻に特徴があったようです。そういうところを真似すると、物まね芸人のようだと思われる方もいると思いますが、そうすることでリアリティが増して面白いと思います。秀吉は、なんとなく策士ってイメージがあったけど、それを彷彿させるところがいっぱいあって、この策略はうまくいくのかなとドキドキしました。実際の大オチってのは歴史的に決まっているから、最後にどっちが勝つかはわかってるんだけど、それまでの過程がおもしろかったです。あと、海での場面があるのですが、三谷さんが冬に夏の場面を撮るのに最適な場所は海だみたいな裏話をしていて、ああ、これがその場面かと楽しく見させていただけました。

清須会議
7

歴史的に正しい。

実は結構、歴史に忠実な演出をしていて、三谷さんの歴史オタクぶりもわかる作品でした。たしかに、三谷さんの昔のラジオとか聞くと歴史の話をよくしていたから、本人もすごく楽しく作ったんじゃないかなと思います。その楽しく細かい演出をしているのがこちらにも伝わって、なかなかおもしろかったです。そんな爆笑とかはないけど、なんかクスっと笑えてしまいます。顔つきとかをいろいろ細工しているのはちょっとやりすぎだなとも思いますが、秀吉はほんとに耳が出かかったようですし、織田家も鼻に特徴があったようです。そういうところを真似すると、物まね芸人のようだと思われる方もいると思いますが、そうすることでリアリティが増して面白いと思います。秀吉は、なんとなく策士ってイメージがあったけど、それを彷彿させるところがいっぱいあって、この策略はうまくいくのかなとドキドキしました。実際の大オチってのは歴史的に決まっているから、最後にどっちが勝つかはわかってるんだけど、それまでの過程がおもしろかったです。あと、海での場面があるのですが、三谷さんが冬に夏の場面を撮るのに最適な場所は海だみたいな裏話をしていて、ああ、これがその場面かと楽しく見させていただけました。

清須会議
5

会議の模様が主。

本能寺の変のあと、誰を後継にするかの会議の話です。歴史上初めて、話し合いで後継を決めた事件らしいです。三谷幸喜さんは、ラジオなどで話を聞いていると、歴史が好きみたいで、そんな三谷さんらしい、なんか歴史好きの人にはたまらない細かなところとかがあったようです。私は、日本史はとってなかったし、全然わかりませんが、それでもなかなか面白かったです。大泉洋の秀吉はいろいろ策略してておもしろいし、役所広司さんもさすがです。それに、それ以外の人物もすてきな役者さん勢揃いで、彼らの演技を見るだけでも見応えがあります。私がいいなと思ったのは小日向さんで、どちら側につこうかとか考え込むところとか、ああ、うまいなと思いました。あと、服装もいろいろな服を中の人が来ていて、ちよっと他の時代劇とは違います。でも、昔もいろんな人がいて、着物のニュアンスも人それぞれ違ってたから、みんな同じような服を着ている劇の方が間違っていると言われたと三谷さんが言ってました。ただ、話的に仕方ないのですが、話し合いが主で、なかなか絵に動きはないです。会話劇とかが好きな人はいいですが、映画ていろんな景色とかダイナミックな動きも魅力なので、ちよっと映画向きではないかなと思いました。ですので、人を選ぶ作品かなとは思いますが、三谷節の会話も聞けるので、まあまあおもしろい作品でした。