電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム

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電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラムのレビュー・評価・感想

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電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム
7

アクションシューティングゲーム 感想

1998年にセガ・エンタープライスよりドリームキャスト用として発売されたアクションゲームソフトで、96年に発売されたロボットを操作して繰り広げられるアクションゲーム「電脳戦機バーチャロン」の第2作となります。
本作では第2弾と言うこともあり前作からあらゆる面でパワーアップが試みられていて、本作最大のウリであるプレイヤーの分身となるロボット「バーチャロイド」も前作の8体から隠し期待も含めて15体と倍増し、前作でなじみのある機体も本作用に新たにマイナーチェンジや後継機が設定されていたりと前作からの繋がりも感じられるものも多く、カトキハジメ氏による個性的なバーチャロイドのデザインは本作でさらに強調された印象で、加えて各バーチャロイドの武装や操作性もより多種多様になり、シューティングアクションゲームとしての特徴も更に増した形になりました。
反面、前作の比較的シンプルな操作性から一転、本作では前述のように操作システムの複雑化でそれについていけずに逆に振り回されてしまったプレイヤーも多く出てしまい(チュートリアルモードの不在もそれを引き起こした要因の一つかも)初心者にはやや不向きな内容になってしまった感は否めません。
ただ、その圧倒的なスピードや当時として最高峰のグラフィックなどクオリティの高さを物語る作品になっている事は間違いありません。

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