踊るのすきすき
動物園の動物たちが、野生の王国マダガスカルに流れ着いちゃっておきる騒動の話。主役の4匹は、お茶目だったり、気弱だったり、キャラだってるし、マダガスカルにいるキツネザルの王様は踊るのが好きで、レイブを開催しているというトンデモキャラで見ていて楽しい気持ちになります。動物園では仲良しの4匹ですが、ひとたび、野生に行くと肉食のライオンの食事問題が出るというのが、よく考えれば当たり前だし、そこを浮き彫りに描くのが新しいなと思いました。そりゃあ、アレックス(ライオン)は辛いよと思いました。てか、動物園でステーキ食べてたのに、それが肉、他の動物の肉体とは気がつかなかったんかい!とつっこみたくなります。食べたいのに食べられないアレックスも、食べられそうになっても友達をやめない3匹も素敵だなと思いました。そして、この映画を語るうえで忘れてはならないのは、ペンギンズの存在です。秘密結社のような奴らでなぜか強く、なぜか頭もよく、なぜかスパイ?風です。4匹出てくるのですが、隊長はかっこいいし、コワロスキーはインテリだし、リコは爆弾を出すし、新人はキュートです。とてもステキなキャラで、のちに彼らが主役のアニメができたほどです。私も彼らが大好きで、NHKで、彼らのアニメが放映されてたときは毎週楽しみにしていました。あと、少し前述しましたが、この映画ではダンスシーンもあって音楽もいいので、エンディングロールもおもしろくて、最後まで見れます。